アリーキャット
劇場公開日:2017年7月15日
解説
窪塚洋介と「Dragon Ash」の降谷建志が共演し、孤独な元ボクサーがひょんなことからバディを組んだ男と一緒に、ある女を守るべく奮闘する姿を描いたクライムドラマ。かつてボクシングの東洋チャンピオンに輝いた朝秀晃は、試合中の頭部の怪我で引退に追い込まれ、現在はその後遺症に悩まされながら警備会社でアルバイトをしている。孤独な毎日を送っていた彼は、かわいがっていた野良猫の失踪をきっかけに、自動車の整備工場で働く梅津郁巳に出会う。そんな折、秀晃は個人的な理由から、元恋人にストーキングされているシングルマザー・土屋冴子のボディガードを請け負うことに。その場に居合わせてストーカーを殴ってしまった郁巳も一緒に行動することになり、3人で東京へ向かうが……。他人には言えない過去を抱えるヒロイン・冴子役に「呪怨」の市川由衣。「木屋町DARUMA」の榊英雄監督がメガホンをとる。
2017年製作/129分/R15+/日本
配給:アークエンタテインメント
スタッフ・キャスト
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特別に窪塚洋介が好きな役者ではない。
ドラゴンアッシュの降谷健志に興味を抱いていただけでこの映画を観たんだ。
元ボクサーとずーとラリッたままの男。どうよく目にみても30歳半ばを過ぎた男ふたりの物語。
そんな配役なのに20歳過ぎの半端な男同士の映画にしてしまったところがあきれるぐらいに半端な映画にしてしまっている。
窪塚に至っては不潔感で胸が悪くなるくらいで、怒鳴り散らすシーンに切迫感は微塵もなく、観るものを置き去りしてしまう。ボクシング以外に取り柄のない奴が挫折感に身を委ねたらどうなるのか、そんな目つきや身のこなしがにじみ出ていないから浮いてしまったんだろう。
唯一、救われたのは降谷の芝居。歌をうたうことを知っているから表現力が素晴らしい。
やはり、歌も芝居も色気なんだ!
つくづくそう思えた映画だった。
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終わり?笑
って、ラスト。
死にそうだったマル
あれ?無事だったの?
国外逃亡じゃー!
ってみんなで言ってたのにその後どしたん?
途中までは思いっきり無茶やってたのに、
急にふわふわ〜っとエンディングに突入。
心ほっこりな余韻を狙いすぎて、
苦笑するしかないハッピーエンド風のラスト。
しかしキングはやっぱりかっこいい。
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主役が窪塚洋介と降谷建志というかなりかっこいい面子が揃ってるためみよう思いました。
ストーリーもなかなか面白いけど、えぐい内容でしたね!!
2人とも演技が上手なのですごく見やすい作品でした!
とりあえず2人ともかっこよかったです。
観ました。
分かり合っちゃうのね。
とにかく、分かり合っちゃう。
この二人。
分かり合っちゃうから、
話さなくても分かっちゃう。
少しの誤差なく分かっちゃう。
相手が悩んで苦しんでたって、
黙ってるよ。相方は。
そしたら、さっきまで悩んでたのに、
勝手に大きい声出して、
相方の望む方へ、舵を切る。
相方は、
こうなること分かっちゃってたみたい。
全部。
そして、どんどん自分たちだけの、
気持ちのいいセカイに没入していく。
観客は置き去りにして。
ついでに、現実での出来事は、
彼らに都合よく回る。
とにかく、気持ちよくさせたいの。
主役二人が気持ちよくなるための、
他は、スパイス。
苦しみもスパイス。
悲しみもスパイス。
痛みもスパイス。
ピンチもスパイス。
そんなセカイは、
だれかの死さえも、
ただのスパイスなのさ。
そして、二人は人間を超越した存在に。
俗世間のしがらみに、価値がないかのように。
優しい顔で僕らの前を通り過ぎてゆく。
僕らは、これを観て、
何を感じればよいのだろう。
これをソウルメイトと呼ぶのなら、
僕はいらない。