わさびのレビュー・感想・評価
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山葵多すぎやろ!w
30分短編作品をチョイス。DVDだと3作品入っていてレビュアーにはお得だぁ〜w
さて、第1弾は芳根京子主演の「わさび」
飛騨高山の地にて鬱病の父を持つ娘が実家の寿司屋を継ごうとするお話。
短編ながら、撮影などしっかりした作りや田舎ながらの手抜き感も無く共感が持てた。
別れた母や学校の先生、昔の少年野球時代の監督を通じて、彼女の立場ややるせない状況が伝わってくる。
元野球少女だったというの設定は眼をつぶるとしてw
本格寿司修行はありませんが、短編映画はこれでいいんです!!☺️
短編作品は応援したくなる映画が似合います。
希望の形
ありきたりでない希望の描き方に心を打たれる。
誰もが幸せにはならないかもしれないけど、必死に歯を食いしばっている主人公の姿と雪景色がとても似合い、それを芳根京子が素晴らしい演技力で演じていた。真摯な作品。
大人への道
鬱に病む寿司職人の父親と暮らす父子家庭の女子高生が将来を考える話。
両親への思いや責任感と葛藤等々、多くは語らないけれど様々な思いがとても良く伝わってきて、爽やかで意地らしく温かい。
主演の子の演技力も素晴らしくとても良かったのだけれど…
少しオーバーな演出が気になったし、野球が上手いキャラを展開させるならもう少し何とかならなかったのかね。
傑作!!即DVD化希望!!
ユーロスペース最終日に鑑賞。滑り込みセーフ、観客は満員でした。
「わさび」と同時上映の他2本あったけど、どれも素晴らしかった。
レイトショーだったのでお客さんのほとんどが大人だったけど、学生にも見て欲しいので、DVD化を希望します。
ユーロスペースのレイトショー観客動員数歴代1位になったそうだが、納得。早く見て欲しい。
じわじわよくなってくる
30分映画を観に行ったつもりが、現地で、一人の監督の短編3本立てと知った。というわけで、なんだか得をした気分で鑑賞しました。
本作は、主人公は魅力的だけど、両親は離婚していて、同居している寿司職人の父は鬱病、生活保護を受けることになったので大学には行けないというシチュエーションはなんだかなあ、と終始感じつつ鑑賞。いつも感動とか元気とか爽やかさを求めて映画を見に来る自分としては、なにもこんなにも出口がない感じでなくても、と感じていた。主人公が劇的な変化や決意をするわけではなく、父親を継いで寿司職人になるぞという気持ちも最初から本人の中にあるので、観ているうちに何かが変わるという映画ではない。観客は、変化の目撃者や、感動の共感者になれるわけではない。こういう人生もあるということを知るのみ。
ただ、後味は悪くないんだよなぁ。
資金援助のために買ったパンフを読んでいたら、腑に落ちた。監督は立ちすくむ人を見つめる、そこに流れる慈悲のような美しい調べ。
人生に魔法なんてない、魔法と思っていたカーブを投げる少年野球の監督との対決。
なるほど、なんだか素晴らしい映画を観たんだなあ〜と、後から後から押し寄せてくるのでした。
あとこれは言っておかないと。芳根京子はきれい。
芳根京子、凄い
飛騨高山で撮影された映像の綺麗さと、日常を描きながらも緊張感のある脚本。そしてなにより出演者の演技力が凄い。
芳根京子の演技力!!
ラストシーンは、見入ってしまって呼吸するの忘れてた。
30分の作品だけど、ずっと見てたい作品。
主演の女性の演技がとても自然で、本当にこの女の子として生きているよ...
主演の女性の演技がとても自然で、本当にこの女の子として生きているようでした。飛騨高山の情緒ある町を背景に、恋人を作って出て行った母、寿司屋を営んでいたが真面目さ故に鬱になってしまった父、そしてその寿司屋を継ごうとするが、葛藤やとまどいを抱える少女。出てくる人みんな魅力的で人間味があり、また観たいと思える映画でした。
最後ハッピーエンドでさないながらも、希望を感じさせる終わり方でした。
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