劇場公開日 2017年11月3日

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「なんか、いまひとつ」氷菓 CBさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0なんか、いまひとつ

2017年12月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

筋は丁寧に辿ってくれるので、あー、こんな話だったなあとか、こういう筋だったのかとわかるという面ではよかった。
ただ、小説の持つ魅力が映画では出ていなかった。主人公は省エネだし、なにせ舞台は古典部だから、ゆっくりまったり静かに進むのは必然だろう。しかし小説は、そんななのにワクワクウキウキ感じたり、リズミカルに進む感じがちりばめられている。映画ではその感じはなし。
小説のリズム感は千反田によるところが多いと思う。映画では、広瀬さんはがんばっていたと思うのだが・・・。監督もそういう狙いはなかったのだろうなあ。いったいどんな感じを狙った映画だったんだろう?
広瀬さんはきれいに撮れていた訳でもないし、ちょっと残念でした。
あとみなが言うように、さすがに高年齢層高校生すぎるのではないでしょうか。
また、本郷奏多は、こんな役が多いな。渋い顔が変で撮り甲斐があるからどうしてもこうなるのか。顔が古臭いってことかな。
アニメ版が傑作らしいからいつか見てみたいものだ。
この原作は、映画化はけっこうむずかしい小説だ。でも楽しみにしていた分、残念。この評価も辛すぎると自分でも思います。

CB
2019年6月10日

小説観てみます!

巫女雷男