帝一の國のレビュー・感想・評価

永井聡監督作品は『ジャッジ！』が面白かったので観たが、これも期待通りの仕上がり。
原作は未読だが、漫画の映画化はうさんくさくなるイメージが強くあまり興味をひかないが、これは映像作品として創り込みが流石だった。
バカで大げさなキャラながらも薄っぺらくならず、それぞれの役者が際立っており、いま勢いのある若手俳優が揃い踏みだからファンはもちろん見応えがあると思う。

2時間の映画だから仕方がないが、先輩の選挙篇が中心で、自身の選挙がさくっと流れてしまったのがものたりなかった。
前後編に分けたり、連ドラならもう少し物語を厚くできたか。

Amazon primeで家族と鑑賞。
菅田将暉主演？女性客狙いの作品か？
あまり期待しないで観たら、テンポよく、笑いのツボも押さえていて、次は？次は？と期待を煽る。
原作の漫画は読んでないけど、それぞれのキャラが立っていて、なかなかよく出来た快作。ラストシーンも痛快で楽しめた。
漫画といい小説といい、原作が良いと映画も良い作品にしやすいね。

映画館で二回、DVDでもう一回みるほど
ハマった。
熱くて、笑えて、展開が奇想天外、
登場人物も皆キャラが濃くて最高だった。
今をときめくイケメン俳優達が出ていることにスポットが当たっていたが、イケメン俳優達の演技力も申し分なく、親父世代、女の子も含め皆が生き生きと振り切っていて最初から最後まで本当に楽しかった。
公開されて月日がだいぶ経ったが、時折見返して元気をもらいたくなる映画だと思う。

娘に勧められて観た映画。
出だしの暫くは全くはまらず、どうしようかと思ったが、後半は楽しく観れた。

ものすごくおもしろいです。

イケメンがたくさん登場して女子をキャーキャー言わせるだけの映画だと思っていたら痛い目にあいます。いい歳こいたおっさんでもキャーキャー言わされます。それぐらいキャラクターがいい。かっこいい。きゅんきゅんしちゃう。永野芽郁のかわいさがどうでもよくなるぐらいみんなかっこいいし、永野芽郁のダンスも下層YouTuberの悪ふざけに思えるぐらい、観終わる頃には映画の世界観にどっぷりはまってしまいます。

とにかく世界観が素晴らしい。生徒会長になれば将来日本のトップに立てる学校。エリート同士が生徒会長の椅子を懸けて政治で争う。どのキャラクターも際立っていて、その際立ってる方向に矢印をふりきっちゃってるって感じで、わかりやすく楽しい映画です。

余談ってゆうか、観終わったあとになぜか、ふと、
永野芽郁のイトダンスもいいけれど、千葉雄大がハレ晴レユカイを踊ればいいのに、
と思いました。
なんで？

半分青いを見てるので、そのキャストが何人も出てるのが面白い。
赤場帝一が自分の国をつくるために生徒会長を目指す話。物語の多くは帝一のひとつ上の代の生徒会選挙が舞台。
帝一がどの次期生徒会長候補につくか、そしてそれをどうサポートしていくか描かれている。
難しくなく見れる。

漫画の実写化はいろんな意味で難しいと思うけど、きちんと表現されてる素晴らしい。笑えるし、青春の一片を見られる。そして、扱っているのが社会の縮図、政治とその劇。面白い。

見る前は“帝一の國”自体全然知らなくて、そこまで期待してなかったのですが、見始めたらあの独特な世界観にどっぷりハマってしまいまして…
キャストもハマり役でこの人たち以外考えられないなってぐらい(自論)

スピンオフも拝見して見た日からずっと告知動画、イラスト漁ってます笑
原作、購入したいと思います！

"帝一の國"久しぶりに心の底から面白いって思った作品でしたね。定期的に見たいですね。
癒される…
本当に出会えて良かったです！

何が正義で何が悪か。欲を満たすためにはどんな手を使ってもいいのか。激しい選挙と高校生の未熟さ、その2つが見事にマッチしていた良作でした。

原作未読ですが、メインキャラの役がみんなハマり役だと思った！
菅田将暉目当てで見ましたがやっぱり熱い演技が似合ってます笑
コメディ要素も多く、楽しめるし裏切りや駆け引きが良くできているなーと。
ハラハラしながらも見れるし笑えるしとても楽しいです！

テストの点数を争うシーンは秀逸だった

公開してた頃イケメン若手ばかりがなんとなくカッコつけてるだけのスイーツ系映画だと思ってバカにしてたけど、見てみると全然スイーツじゃない！
むしろ演技合戦って感じで皆本気で頑張っててすばらしー☆
菅田将暉くんの大げさ演技も嫌にならないバランスだし、竹内涼真くんはこの手の爽やか男子の演技はたぶん今若手一番だし、永野芽郁ちゃんも志尊くんもかわいい☆

それが、面白い！
菅ちゃんのたいそうな喋りもエエ
スズメと間宮が、ここにもいた！

先輩の勧めで見たが、評判通り何も考えずに楽しめる映画だった。
たまにはこういう映画も良いかな。

コミック原作とか、正直ハズレが多いイメージだけど
本作は良い意味で期待を裏切る良作。
個人的な見どころはテストの得点を発表するシーンで、
清々しく振り切ったバカバカしさでかなり笑えた。

テーマ的に暑苦しくなりがちなところも
コメディ要素をちょうどよく散らしているし
画づくりにもセンスの良さが垣間見えて
地味ながら「感じの良い」作品。

全体を通しても主演の菅田将暉がハマり役で
彼のおかげで作品のクオリティが上がっていると言って良いほど。

無理にCGとかVFXとかに凝るんじゃなくて、
邦画の目指すべき姿ってこういうのじゃないかなーなんて思った。

流石の菅田将暉！彼が主役であったからこその面白さ。狂気じみた演技力と言うべきパワーで全編心を鷲掴みにされる。野村周平のちはやふるとかとは違う持ち味が出ていて面白い。竹内涼真はいつもの竹内涼真だが場面における存在感が凄まじい。彼ら3人がそれぞれの持ち味を生かして繰り広げられるドラマがとてもよい。全体にはシュールコメディのノリでありながらも、先を予測できない純粋なエンターテイメントとしての面白さが詰まっている。
人生は学園の中だけにあらず。しかし、その中で懸命にもがいた者のみが夢を達成できるのだ。
君子豹変す、と言う言葉がある。目的のための目的に囚われていては、最終的な目標は失われてしまう。いかに自分の立場や役割を変えつつ、最終目標を達成するか。
囚われたのは氷室ローランドであり、自分の立ち位置を華麗に変えていけるのは赤羽帝一であり、そう言う目線でも面白い。

原作は未読。
だけど、映画の中から原作の熱量を再現しようという気概が見て取れたし、役者陣がおどけてみせるような演技じゃなくて大真面目に演じているのが素晴らしい。

いわゆるブックエンド方式的な見せ方だけど、中盤の帝一が生徒会長の座にこだわる理由の激白で、それまで感情移入しづらかった彼の印象を一気にひっくり返しているのも上手いし、そこからラストでもうひと捻りしてるのもいい。

要は「クローズ」ね。まあまあね。男の子達が端役に至るまで全員一生懸命な感じがしてとても好感を持った。

帝一とお父さんのやりとりが面白かった。
一般的なイケメンがたくさん出ていて楽しい。
氷室先輩と駒さんが良い。

面白いけど、ウーン、ドラマとかだったらもっといい評価かも