劇場公開日 2017年6月3日

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20センチュリー・ウーマンのレビュー・感想・評価

全101件中、41~60件目を表示

5.0母親の思い出

2018年4月10日
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訊かれない話をかたりますが・・・
「セックスすると友情は終わり」―
今をときめくエル・ファニングが言いますね。その通り。
嫁とは婚約の5年間、セックスは我慢。あの時代がいちばん幸せで、盛り上がって 楽しかった。
一線越えると早晩家族・同居人になっちゃいますから。エル・ファニング扮するジュリーはその事の残念さを知っているんだ。

で、映画、
全てが母親の死後、母親についての少年の断片的な思い出~追想で組み立てられてます。

息子の心に残った母親の姿と、印象的な言葉。

僕もそろそろ母を見送る年頃です。断片的にでも彼女のことメモしておかなきゃ、記憶は消えていってしまうのでしょう。寂しいな。
映画を見ながら思うのは、自分の母親のことばかりでした。

「汚れた血」同様、最後に赤い飛行機が出てくる。
飛び立ちたかった女たちを象徴。
・・・・・・・・

「わが母の記」(井上靖原作、役所広司、樹木希林ほか)も秀作です。

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きりん

2.0エル

2018年1月28日
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パンツルックのエルファニングがすごいことになってる。黄色いシャツ。ソンタグの写真論。

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ssspkk

4.0普通の家族の映画

2018年1月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

特に感動するとかない映画だけど普通に楽しめる映画だと思う。
思春期の男女の思いは昔を思い出して共感する部分もあり、年老いた母親が今の自分に共感する部分でもあり、普通だけどいい映画だと思います(^^)

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ジョージ

アネット・ベニングが好きになる

2018年1月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

わるくない。
でも、映画の何かが欠けている。
観客を巻き込むなにかで、それがないと映画を最後までみつづけるのがむずかしい。。70年代の騒がしさと、はでさと、軽薄さを映画にしたかったのかな。。
意味さがしは別にして、映画として冗長で凡庸だと思う。途中から倍速で流した。ぼくだって時間は限られている(笑)
それにこれってほんとうに70年代なのかな。気の抜けたシャンパンみたい。
テーマがちがうかもしれない。でも、こんな感じの映画だと「愛しのグランマ」のほうがずっとすきだし、自分に合っている。だって、戦うもの。

ビリー・クラダップは、「君が生きた証」の映画が圧倒的にだいすき。いまでも絶対だと何度も見直している。一般的には「スポットライト 世紀のスクープ」のほうが評価が高いかも。
エル・ファニングは、この値がでもつまらない。妙に少女と女性の間みたいに、女優よりとんがった乳首が気になった。
アネット・ベニングも、きれいで、魅力的な女優だと思う。こんなタフで深い女性とつきあってみたい(笑) ただ、どれがいい映画っていうのがないみたい。彼女の出演した多くの映画を知っているけど彼女を思い出せない。雰囲気だけは残っているんだけど。

*映画へのスタンス
ほくは映画について書くこと望んでない。
ただ、そのつど・・、そのときどきの映画がすきだった記録を残したい。
単なるふつーの映画ファンです。
こうしたサイトを使って毎年記録を残し続けるのがすきです。自分のためにそうした記録が、数年後自分にとって振り返るデータとなります。映画って、そういうモノだと思っている。

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そんぼの本棚

4.0少し変わったボーイミーツガール

2018年1月12日
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いい男は素敵な女性に育てられる者である。
が持論の私の解釈は間違っていないなと、再認識させられる一本。

時には刺激が強くても、時には我が儘ではがゆくても、時には大切で大切でもどかしくても。

少年が成長する過程でもう一度、母親に出会うお話。

あまり、色々と言いたくなくなる位、素敵で美しい。
男は謎めいた表情で言葉少なに。

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akr

3.5おもいでの美しさ

2018年1月5日
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鑑賞方法:映画館

母親の苦悩と試行錯誤にグッときたり応援したくなる。
母ちゃんはじめ、出てくる女性がモダン女子ばかり。
皆ツッパってて生きづらそうで、観ていてモヤモヤするシーンも多かった。

目の前にある、自分が本当の克服すべきものと向き合おうとする強さって、誰もが持ってるわけじゃなく。
ここに出てくるのは、懸命に生きてはいるのだけど、本当の課題や幸せには向き合うことを避けている、もしくは気づけていない、そんな人々。
そんな人々が肩寄せ合って慰めあい、助けあった、そんなひとときの話であり、なんとも切なかった。

映像も音楽もストーリーも、綺麗すぎて、現実感がなかったのだけど、この作品のそれは想い出の美しさにもよく似ている。

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sannemusa

4.0想像していたのと違っていたが…

2017年12月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

幸せ

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Masa_king01

3.0可もなし不可もなし

2017年12月5日
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鑑賞方法:映画館

エル・ファニングが出ているなら、観ないわけにはいきません!

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stoneage

3.5母を想う

2017年11月24日
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鑑賞方法:映画館

いやもうね3人の女優に魅せられまくりですよ。もちろん男性陣も良かったけどね!!

マイクミルズの終始あたたか〜い感じも良くてですね。音楽も最高でした!

台詞の1つ1つも素晴らし過ぎてですね、メモしたくて仕方ないんですけど。

エルファニングの「2回に1回は後悔する」とか
アネットベニングの「愛そうとしてたのかもしれない。誰かを愛せると知りたかった」てきな台詞とかね。もう名言ですよ。特にオーガズムの話はだいぶ興味深かったですね。どの年代が見ても絶対面白いし学べます。

グレだがあんなにハンサムだったとは!!ずっとかっこよかったですね。アネットベニングももう母親像が理想過ぎて暖かくて良いですよね。
感動的に仕上げてないぶん、自分の母親とも重ねやすくなってると思います。
観ていて色々考えちゃう映画って価値があると思うんですけど、そんな映画でしたね。

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JYARI

3.5とてもよかった

2017年10月24日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

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吉泉知彦

3.5レインボー

2017年10月14日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

フェミニストだからとか、シングルマザーだからとかで線を引かない懐の深い作品というか、人間の持つボーダーの広さが魅力的なんですよね。誰とでもセックスしたり、でも誰とでもできなかったり。男らしく?強引になれなかったり、でも受け止める力はあったり。「愛する」という無敵な言葉に、打ちのめされたり。人間そんなに、白黒はっきりできないんだよな。本当は沢山の色があるレインボーなんだと思います。

いつもいじいじしていて繊細な主人公を描くマイク・ミルズ監督。感受性が豊かで控えめで優しすぎるんだろうな。トランプ的なマッチョなアメリカに、ポツリと灯されたオイルランプの様な存在だけど、私はこの良心のランプが好きです。

時には、自分自身を子猫にして、毛布で包まなきゃ。時には、飛行機に乗って、自由に羽ばたかなきゃ。

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ミカ

3.5自分があの少年ならいたたまれないが…

2017年10月9日
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鑑賞方法:映画館

監督のマイク・ミルズの自伝的な作品らしい。
タイトル」はT・レックスの『20センチュリー・ボーイ』をもじっているのだろう。
前作の『人生はビギナーズ』も実際に75歳になった父親がゲイであることを告白したことを元にして制作されている。
詳しくは覚えていないが悪くなかったと思う。
2010年のあの頃はゲイを扱った映画はそれほど多くなかったし、作品自体も練られていて説得力があったような気がする。
本作もアネット・ベニング演じるドロシアはミルズの母親を、グレタ・ガーウィグ演じるアビーもエル・ファニング演じるジュリーもミルズの2人の姉を投影しているらしい。ミルズは個人的なお話を映画化する監督のようだ。

筆者が高校1・2年生の時、ベニング出演の『グリフターズ/詐欺師たち』『真実の瞬間(とき)』『心の旅』『バグジー』と立て続けに観た。
その後『バグジー』で共演したウォーレン・ベイティ(昔はウォーレン・ビューティと書いてあった)と結婚したことまで覚えているくらい懐かしいハリウッド女優である。

ガーウィグ出演作品は残念ながら『フランシス・ハ』を見逃してしまって『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』を観ているぐらいだが、ファニングは『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』『夜に生きる』において印象深い演技をしている。
中でも今年観たニコラス・ウィンディング・レフン監督作品の『ネオン・デーモン』では出色の演技だったと思う。
(お姉ちゃんのダコタは最近何しているんだろう?)
ウィリアム役には最近『エイリアン コヴェナント』での情けない船長役を演じたビリー・クラダップを配するなど、ジェイミー役のルーカス・ジェイド・ズマンも含めて主要キャスト5人に芸達者を揃えているのでそれだけで観る価値のある映画になっている。
本作の時代背景となる1979年当時筆者はすでに生まれているものの物心がついていないので正直よくわからない。
しかし映画を観ていて当時のアメリカではパンクが流行っていたり、ヒッピーとも違い、ごりごりのフェミニスト的な考え方とも違うこういう時代の雰囲気であったのかと勉強になった。
全然関係ないかもしれないが本作を観ていてナム・ジュン・パイクという現代アート作家のビデオ・アートを連想した。
またアビーが髪の毛を染めているのはデヴィッド・ボウイ主演の『地球に落ちてきた男』からの影響であったり、話の中に唐突に『カッコーの巣の上で』が出て来たり、ミルズに当時影響を与えた映画を知れるようで興味深い。
引用される音楽にしろ映画や本にしろジム・ジャームッシュの監督作品でも彼自身が影響を受けてきたものの遍歴が伺えるが彼のからはアカデミックに近い印象を受けるのに対して、元々はグラフィックデザイナーだからなのかミルズのものからは全体的に感覚的な印象を受ける。

筆者の知人にもかつていたが、女性に囲まれて育った男性は女性の心の機微をある程度理解できているような気がする。
実際に奥深くまで理解できているかは別にしても理解しているふりをするのがうまいとでも言おうか、そういうものを感じる。
筆者は女兄弟もおらず、中学高校と男子校で過ごしてしまったのでさっぱりその辺の機微に疎いが、本作の主要登場人物である女性3人の会話からは時折背筋をゾワっとさせるある種のいたたまれなさを感じた。
女性が監督した映画の中でしばしば感じる男の駄目さ加減をえぐるような感覚にちょっと近い。
もちろん男の監督だから当の女性からしたらまだまだわかっていないと言われるのかもしれないが、この違和感にリアルさを感じたというところだろうか。
ただしあの3人の中で過ごすのは願い下げにしたいし、ましてや深い性の話など絶対にしたくない。

本作の最後で5人のその後がそれぞれ描かれていくのだが、実際にモデルとなる人物がいるためか彼女らがその人生を歩んでいくのに納得できた。
インタビューを読む限り筆者は監督のミルズとは思想信条なども全くかけはなれていると思われるが、本作のように素晴らしい作品であれば全く異なった価値観であっても腑に落ちる。
それも映画を観る醍醐味の1つである。

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曽羅密

4.0添い寝

2017年9月3日
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くり

5.021世紀を生きる私の映画。

2017年9月3日
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だいず

4.0全ての女性が魅力的

2017年8月20日
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泣ける

幸せ

この映画に出てくるすべての女性が素晴らしいのですが、ママ役のアネット・ベニングがとても魅力的で、かっこいい。
レインコーツを聴いて「もっときれいに演奏できないの?」とツッコミを入れたり、ジェネレーションX世代の音楽を理解しようとライブハウスに行ったり、ブラックフラッグとトーキンヘッズのレコードを交互に聴いて部屋でダンスしたりと、とてもチャーミングな女性を好演。

部屋で音楽を聴きながら踊るシーンが多いもの好き。

中盤でママ役のドロシアのあるナレーションでハッとして、もう胸が熱くなり...

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オサモハンキンポー

5.0わかりあえない幸せ

2017年8月17日
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小二郎

3.0儚さ切なさ

2017年8月12日
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1979年のサンダバーバラを舞台に母ドロシーと息子ジェイミーを中心に綴られる一夏を描いた作品。

エルファニングのネームバリューだけで見た感は否めない笑。
母と息子の愛情的なものかと思いきやみんなそれぞれに悩みは不満を抱えていてやりきれない気持ちをもっているんだ的な感じだった。つまりうろ覚え笑。

エルファニングが何もせずに毎日添い寝してくるというご褒美なのか拷問なのかよくわからない設定に悶えた笑。
ジェイミーを見守る1人としてジュリーとともに選ばられたアビー演じるグレタガーウィグもショートヘアびっしり決まっててカッコよくてセクシーだった。
ウィリアンはいい男なのかそうじゃないのかいまいちよくわからなかった笑。

ティーンネィジャー少年の周りに刺激の強すぎる女性が集まって、それによる悪影響を心配する母がその女性らに自分のことを考えろと指摘され、女を取り戻そうとクラブに出かけるみたいな感じの内容。
これをもっと綺麗に儚げに切なく描いているので是非このレビューは参考にしないでいただきたい笑。
良い映画だったけどこれを表現する文才は自分にはないなぁ。そこは残念。

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オレ

2.5なるほど

2017年8月6日
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寝られる

こういう映画なのね、という感想。眠気こらえるのが大変だった。

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okuy

4.5個性

2017年7月29日
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鑑賞方法:映画館

所詮人間の目標はいかにしてセックスに辿り着くか、オーガズムを得られるかであって、「個性的」というのはその過程が人より少し特殊な人で、同じような種類の人と出会えた人に過ぎない。
没個性の人間ほどセックスに辿り着きやすいのも結局はそういうこと。
彼はエル・ファニングの生殺しによく耐えた方だ。
素直に称えたい。
そしてセックスに辿り着けない人間は「無」なのである。

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ヨッシー

3.5母なる世紀。

2017年7月11日
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悲しい

興奮

幸せ

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ハチコ