劇場公開日 2017年1月28日

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「すごくいい、でも最後は・・」僕と世界の方程式 そんぼさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0すごくいい、でも最後は・・

2017年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

幸せ

 ひさしぶりに映画に引き込まれた。
これはいい兆候だ。
それに「自然数」と「素数」の話って、ワケわかんないけどどこか神秘的で神の数式みたい。だから、平凡なぼくはどこかで愛を見失っているのかもしれない。

 それって悲しいけど、ある人と話をしていて気づいたことがある。彼は、いちどリセットする人生でその時にすべてを失った。財産も家も奥さんも、そしてこどもも。それから彼は地道に生きて、最後は急激に成功する人生なんだ。その予言めいた話をしたのはぼくだ。彼は、なにかに生かされていると思う。ひとの力は限られているけど彼のちからは周りのひとが与えてくれる。ひとは、自分の力は小さいのだ。あらゆるものが自分の力では小さいのだ。
だから、ひとの力がいる。そうした素質を彼はもっている。そうぼくは思っている。
ちなみに、ぼくはちがうタイプだ。自分のチカラでやるタイプで、平凡なのだ。
パソコンを立ち上げたときのタクスマネージャーのグラフみたいな急激な上下が彼で、安定した後のグラフがぼくに近い。それに、ぼくはとても閉鎖的でひとが嫌いだ。技術的な思考の稚拙さにいらいらしすぎる。彼にはそこがない。でも、不思議だけどぼくらはウマが合うみたいだ。

 話をもどそう。
すごくいい映画だと思う。
きっと、また観たいと思う。
残念ながら、最後は単なるラブストーリーにしてしまった。
こうした納め方ってちがうと思う。

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