劇場公開日 2017年8月4日

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「賛否両論別れた意味も分かる。」ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0賛否両論別れた意味も分かる。

2018年4月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

昨年の公開時、評判が悪かった本作。
ジョジョは漫画&アニメで見ていたので、事前に内容を知っていると言う条件でレビューします。

・ダメな所
まず舞台杜王町が海外ロケまでする必要があったのか?と思った。西洋過ぎる。これだったら日本の閑静な住宅街に軽快なFMラジオ番組を流し撮影した方がまだマシだったのではないか?
また主人公・仗助を演じる山崎賢人がキャラに合っていないし、演技が下手すぎる。
逆に真剣祐演じる億泰は良かった。アニメ観て口調を勉強したんだなと感じた。

・漫画と違ってもまだ許す所
仗助の母方のお祖父さんの設定。映画ならではの短い時間設定の為、名俳優・國村隼を用意。用意する事により、今後の吉良編への良いアクセントになっている。(生きていなくても良かった感はあるが。)

・良かった所
形兆スタンド「バッドカンパニー」戦。良く再現してくれたと思う。

・これはマズイだろ?的な所
形兆から矢を奪い取るのがレッドホットチリペッパーでは無く、「あのお方」の髑髏戦車な事。
「あのお方」はこっそりと隠れて犯罪を犯す方であり、自分の正体がバレそうな時のみ行動しますので、自分からあの様な手順は踏まない。

と色々書かせて頂きました。
最後の感想としては「家鑑賞ならまずまず楽しめた!」でした。
だけどジョジョのスタンド戦闘の面白みって敵との駆け引きなんだよね〜。薄いよね、実写になると。

巫女雷男