羊の木のレビュー・感想・評価
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異人に心を開けるか。
・異質なものに心を開けるかというテーマがタイムリーだし、その心象風景の描き方が非常にリアル。生活のすぐ隣にある感。
・松田龍平の醸す怖さがあるから成立している
・ジャニーズ感ゼロ。もうめっちゃ普通の人。それがプロフェッショナル。
予告編みて期待するのはやめろ
6人の元殺人犯がある町に来るという、不穏な空気しか感じないストーリーに、これはどんな混乱が巻き起こるのかとわくわくしたのも遠い過去。
想像を遥かに下回る事件の小ささに驚きを禁じ得ない。
予告編で期待を大きくしてしまったからか。
監督の個性を知らなかったおれが悪いのか。
6人のうち、ほぼ意味なかった人も結構いないかい?あの人、必要だった?
序盤の雰囲気は最高。わくわく期待に胸を膨らませる。嵐の前の静けさというか、この6人が一体どうやって絡んでいくのか。
そして待ちに待った一悶着が始まる。
ついに始まるぞ!
と思ったが、なかなかそこから発展しない。
焦らすなーと思って見続けて、ふと時計をみると、あれ?もう映画半分以上過ぎてんだけど…?
終盤はそれなりにサイコパスな感じが味わえるけど、もっとイカれた展開を想像してたおれとしては完全に拍子抜け。
この映画に求めてはいけないものだったと気付いたのはエンドロールに入ってからだった。
桐島部活辞めるってよ。
あの雰囲気が好きな人は見たらどうだろうか。
インシテミルみたいな、悪の教典みたいな、殺し合いとまでは言わないけど、もう少しヒリヒリしたものが見たい人はやめよう。
ちなみに、優香がエロい。
のろろ〜〜
元受刑者を秘密裏に受け入れている富山県の湊町。そこの受け入れ職員を錦戸亮が演じます。6人の元受刑者は皆個性的で優香演じる高齢者施設の介護士は老人と濃厚なキスをしたり新境地というか企画モノのAVのような展開。のろろ様という謎の半魚人のようなものを祀る祭典が年一回開催され元受刑者たちも白装束を着せられ参加します。のろろ〜と雄叫びをあげながら行進してトホホモード全開です。コミックでみたら笑えるけど実写で説明もないとバカバカしいだけですね。まあオチも変でよく考えたらコミックの原作のガキでかの山上たつひこだったらこんなもんでしょう。
主要メンバー減らして欲しかった。
最初に思ったんだけど
6人っていう人数多すぎない?って思った。
栗本さんは行動が奇妙だったし
DV男殺したっていうのは役に合ってて
見てて絶妙だったけど
ヤクザのオッさんの大野さんと
ただエロいだけの太田さんいるか???
大野さんは人の見た目は大体合ってるとか
怪我してまでいるのに見た目の差別とか
そういうのあったかもしれないけど
漁師になった杉山さんの役目で良く無い?
あと太田さんに至っては
アヤが宮越さんにとられて
更に父親も〜ってなりたかったのかもだけど
父親と太田さんがくっつくのに対して
主人公の月末さん早く許可しすぎだし
もはやただのエロ要因?ってだけでは?
人数が多すぎるだけで
謎が謎を呼ぶーみたいなミステリー感は全くない。
予告がおもしろかったから見たけど
桐島〜みたいな、
お察ししてくださいの邦画感だった。
こういう邦画感好きな人は好きだと思う。
過疎化対策に犯罪者を住まわせるっていう設定は面白いと思った。 殺人...
過疎化対策に犯罪者を住まわせるっていう設定は面白いと思った。
殺人がおきて6人のうちやったのは誰だ?っていう流れになるんだと思ったら、宮腰が犯人だって分かっちゃってるから他5人の影が薄いし見てて特に面白くない。
最後のオカルトチックな幕引きもなんだかなあ。
先入観や差別っていうテーマも含まれているのかなぁとは思うけど…
物語が上手、面白い。
不気味さが素敵。
入りがうまい。
視聴者の元囚人刑に対する偏見をうまく刺激して、ドキドキしながら見られて面白かった。
うまく復帰できる人もいるし、昨日も一昨日もそれからこれからも人殺しとしてでしか振る舞えず、復帰できなかった人もいるし。
なかなかテーマが重くて面白かった。見入ってしまった。
それにしても、ノロロ様と羊の木の皿がうまい伏線。
ストーリーが入ってこない。
原作山上たつひこ、作画いがらしみきおというのがすごい。ストーリーにリアリティが感じられず全く入ってこない。錦戸亮の情けない公務員役ははまり役かもしれない。観た後で確認したらやはり舞台は魚津市だった。
過疎対策
2020年2月24日
#羊の木 鑑賞
まず、設定が興味をそそられる。
過疎対策で地方の自治体が仮釈放者を受け入れる。しかも、全員殺人犯。実際に考えてる自治体もありそうで怖くなる。
原作がとっても読みたくなった。
そして、出演者もいい。
#錦戸亮
#松田龍平
#北村一輝
#優香
#田中泯
#木村文乃
訳ありの移民者
この映画を見る前に、プラージュという誉田哲也のドラマを見て、前科持ちの人々がシェアハウスに住み、社会に馴染む為に日々成長するドラマを見た。
その後にこの羊の木をみたので、色んな意味でも犯罪者の味方が180度違う物語だと感じた。
前科持ち5人が田舎の過疎化地域に保護してもらいながら10年生きるという物語。
舞台が富山県だっただけあってかなり親近感がわいた(富山生まれ)
やはり、人それぞれ前科持ちの人に対する意識は違うけど、それを頑張って馴染んでもらうように気にかける主人公もまた良かった。
しかし、移民者全員がどこか不思議な空気感を持っているのもまた見所だったと思う。
うーん
北村一輝さんが出演しているので
観ました。
公開時も映画館で観ようか迷いましたが
観なくて正解でした。
6人もいるので、描き方が浅いです。
個人的には、床屋のお兄ちゃんに頑張って欲しいです。
錦戸亮さんは良いですね。
俳優で頑張って欲しいです。
最初から最後までずっと怖い
始まりは、
本気で気の触れた
踏み入れちゃいけない人たちのやばい怖さ、
終わりは、
予想だにしないひどい結末に対して
嘘でしょ?この展開で終わるの?まじ?
ネタ?を疑う意味での怖さ。
松田龍平の演技はさすが、圧巻。
トラックをバックさせるシーンは
あまりにナチュラルすぎて
異常さがすごくよく出てて息を飲んだ。
ただせっかくあれだけの俳優を使っていたのに
脚本が稚拙というか雑で
すごくもったいなかったな…
もっと深みのある作品にできたんじゃないかな…
という感想。
殺人罪になった人でも
更生できる人もいれば
全く懲りない人もいるし
そもそも罪の意識がない人もいる、
最後は天罰が下る、え?
描きたかったのはそれ…?嘘…?
無駄にバンド練習のシーンやるくらいなら
もっとそれぞれの背景や
感情の動きを描いてほしかったし、
好きな子取られた腹いせに殺人罪のこと話したり
いきなり「友達」アピールしたり
岬に付いてく錦戸くんピュアすぎて小学生かよ。
言うだけならいくらでもの物言いで
これを読んで気分害される方いたら
申し訳ないけれど、
木村文乃の演技がひどすぎる。
クールに自分の道を行く、感情はある、
これがただのお高く止まった都合よく女を使う
感じの悪い嫌な奴にしか映らない。
声の張り方や表情の変化がいつも同じで
見ててげんなりしてしまう。
違う人で見てみたかった。
序盤から怒涛のヤバい空気醸す人たちの登場、
音楽も相まって不穏感増してく展開、
どんな話になるのか期待できると思ったのに…。
ヤクザからの足抜けが容易ではないこと、
異常な性的嗜好も自然に治るものではないこと、
そのあたりも伏線だけ張って
回収されないままだったな、とか、
ほんと不完全燃焼の映画に終わってしまった。
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