手紙は憶えているのレビュー・感想・評価

手紙は憶えている

劇場公開日 2016年10月28日
82件中、1~20件目を表示 映画レビューを書く

魅力的なドラマの間に「記憶」の重みを巧みに挟み込む

おじいちゃんと拳銃。それは映画人なら一度は描いてみたいとビジュアルであろう。本作はアウシュヴィッツの生存者が復讐の相手を探し求めるというプロットをロードムービーへと展開させる。そこで鍵となるのが「記憶」。認知症に冒された彼がリマインダーとして手首に「手紙を読め」と記すのは非常に賢いやり方だが、同時に悲しい皮肉でもある。なぜなら、すぐ同じ腕には囚人番号が焼き付いているのだから。忘れたくても忘れられない記憶があり、忘れたくないのに忘れる記憶もある。そして本作は結末にて、記憶のさらにもう一つの側面を伝えてくれるのだが、ここでは書くまい。ミステリーとしても十分に面白いが、「サウンド・オブ・ミュージック」でナチスの手より逃れていくトラップ大佐役のプラマーが主演するなどキャスティングも秀逸。「スウィート・ヒアアフター」や「アララトの聖母」のアドム・エゴヤンが「記憶」を語るとまた特殊な響きを持つのは言うまでもない。

ぐうたら
ぐうたらさん / 2017年6月24日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい 知的
  • 鑑賞方法:映画館
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エゴやん版「ゆきゆきて神軍」

アトム・エゴヤン監督が描くナチスハンターの復讐劇、なのだが、このハンターが90歳の老人で、アルツハイマーで記憶すら定かでないというのがポイント。クリストファー・プラマー扮するアウシュビッツの生き残りは、家族を殺した収容所の責任者が名前を変えて潜伏していると知り、老人ホームを抜け出して探索の旅に出るのだ。

なにぶんご高齢なので復讐者である本人がなにかとおぼつかないのが本作の面白さ。あまりにも危なっかしい素人暗殺者の道行きに「おじいちゃん、がんばれ」と声援を送りたくなる。狙う仇には候補者が四人いるのだが、これまた同じくらいご高齢なわけで、盲執に憑かれた老人が寝たきりの老人を襲撃する姿は原一男の「ゆきゆきて神軍」がダブった。

ネタバレを避けたいのでオチの話はできないが、この映画のキモはオチよりも過程にあると思う。どのシーンもブラックなコントとしてみごとに機能していて、同時にスリリングでこわい。テーマはシリアスでヘビーだが、とにかくべらぼうに面白いスリラーとして楽しんだ。

バッハ。
バッハ。さん / 2016年11月7日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  怖い 笑える 悲しい
  • 鑑賞方法:-
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面白かったー

情報なしで見て良かったです。予告もクチコミも見ずに見ると良いです。

にこにこぷん
にこにこぷんさん / 2018年10月28日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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どんでん返し ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

主人公のゼフは認知症だが、友人のマックスからナチの戦犯を探し出して殺害するように頼まれ、旅に出る。そして探し出した戦犯と話をする中で自分もナチである事を思い出し、自殺してしまう。

Takashi
Takashiさん / 2018年10月16日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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衝撃

序盤はのんびりとロードムービー感満載で、すぐ忘れてしまうのにはハラハラさせられました。
中盤からは、見つかるのではとか危ない目にあったり、ほのぼの感が皆無になり、たどり着いた終点で衝撃的なラストを迎えます。

ラストが衝撃的すぎました!
ラストあっての作品かと、こういう作品は大好きです。

たけお
たけおさん / 2018年10月8日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい 知的 難しい
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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アウシュビッツ、70年後の後日譚

認知症が進行中で、短期記憶が定着せず、眠りに落ちて目覚めるたびに数日前の妻の死すら忘れてしまっている男が主人公。この設定は『メメント』に似ているが、本作の主人公は90歳近い高齢で、記憶だけでなく手もと足もと全てが覚束ない。動作も反応ものろく声も出ない老人をクリストファー・プラマーが演技とは思えないほどリアルに演じていて、まずそのことに感心した。

そんな老人があるミッションを遂行するべく一人旅に出かけるのだが、とにかく危なっかしくて見ていられない。迷子になるんじゃないか、忘れ物をするんじゃないか、行き倒れるんじゃないかとハラハラする。似たような年齢の父親と同居しているせいもあって、どうしても感情移入してしまう。

ミッションの内容と顛末は衝撃的で救いがない。非常に重たい歴史的事実を扱っているだけに仕方ないのかもしれないが、あまりにも残酷で陰惨だと感じてしまうのは、自分が当事者ではないからだろうか。

ナチスの戦争犯罪、とりわけ強制収容所におけるユダヤ人虐殺はこれまでにも様々な切り口で映画化されてきた。『サウルの息子』『ソハの地下水道』『ヒトラーの偽札』『ソフィーの選択』など印象深いが、本作も間然する所が無い脚本とクリストファー・プラマーの名演で忘れられない一本になりそう。

しいら
しいらさん / 2018年7月25日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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ひたすらだるい!!

このオチがやりたいだけの一発ネタ映画で、それまでが物凄く退屈なのは、単に認知症のおじいちゃんの話だからというだけではないと思います。「ブレイキング・バッド」のハンクが、また面倒臭い警官役で出てきて笑えましたが、毎日その事を考えている人でもドイツ人とユダヤ人の見分けがつかないのは、差別は結局思い込みによるものなのだという事を描いていたと思います。

アンジェロ
アンジェロさん / 2018年7月21日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  寝られる
  • 鑑賞方法:VOD
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なかなか

少し途中からわかっちゃったけど、
面白いと思います

のりぽん
のりぽんさん / 2018年7月20日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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戦争の記憶と認知症 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

厄介な主題だ。戦争の記憶は忘れられること無く引き継がれなければいけない、二度と悲劇を繰り返さないために。
この作品は戦争被害者である二人の老人が加害者への復讐を行うもの。
厄介なのはそのうちの一人が認知症であること。
昨日の記憶も定かで無いような老人が手紙とわずかな記憶に頼って計画を実行していく。
非常に危うい。
危ういと思っていたら、案の定、事件が。
はじめのうちはその危うさがユーモアに包まれていくかと思っていたが、アウシュビッツは甘くはなかったということか。
最後は悲劇だ。戦争の罪深さ。

ずん
ずんさん / 2018年6月17日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:VOD
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おじいちゃん版メメント

観始めたら途中で辛くなっても最後まで観るべき映画。

takantino
takantinoさん / 2018年6月17日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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とても面白かった ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

 おじいちゃんが痴呆と戦いながら暗殺に励むのが面白すぎる。ただ、彼を操っていた老人が主人公こそが仇であったというのはいくら痴呆が進んでいても無理があるのではないだろうか。真実だからこそ、ボケてていてもそこに向かえると思うので、真実を歪めていて、果たしてそんなに従うのだろうかと疑問だった。

 恫喝されておしっこをもらしたり、買い物にいくのも一苦労であるなど老人ならではの困難が描かれていてとてもよかった。

古泉智浩
古泉智浩さん / 2018年6月13日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  笑える 悲しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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上級なミステリー

明るいエンディングではないけれど、十分な驚きがあるし、最初から少しずつ積み上げていったものが最後に反転するっていうのはすごいと思う。
アルツハイマーなのにナチス残党を追うハンターという設定も斬新。
企画と演技に絶賛を送りたい。

CB
CBさん / 2018年6月10日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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ラストに鳥肌が立った。

「手紙は憶えている」字幕版 Amazonプライムで鑑賞。

*概要*
ある1通の手紙をきっかけに、家族を殺したナチスへの復讐の旅に出る男の姿を描いたサスペンス。

*主演*
クリストファー・プラマー

*感想*
気になっていた映画の一つ。他のレビューサイトではあまり評価が悪くてあまり期待していなかったのですが、退屈なシーンが多いけど、結構良かった。

認知症を患っている主人公・ゼヴは、同じ介護施設のマックスの頼みで家族を殺したユダヤ人のオットー・ヴァリッシュ(偽名=ルディ・コランダー)へ復讐の旅に出るロードムービー。

ゼヴは眠りから覚める度に亡き妻のルースを連呼したり、何度も忘れますが、手紙の存在に気付くとすぐに思い出します。伏線も張られてるけど、個人的にラストシーンで鳥肌が立った。

容疑者4人の家を一軒一軒探して、時々眠くなるし、途中から何となく結末は察してしまいますが、最後のアレは、、なんていうか、、後ろから頭でトンカチで殴られたような強い衝撃受けました。(^^;

認知症とナチスが絡んだ話で、まぁ~見方によれば賛否に分かれるかと思いますけど、個人的に最後はただただ驚いた。

スマホで観てましたが、驚きのあまり落としそうになりましたww

その他で良かった所は、ゼヴのピアノの演奏、病院にいた女の子が可愛かったな!

他のレビューサイトでは駄作だって書いてありましたが、駄作ではなかったです!\(^^)/

ひろっぴ
ひろっぴさん / 2018年6月4日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  怖い 萌える
  • 鑑賞方法:-
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なかなか

結末に驚きました。
マックスが操っているようには感じましたが。
歴史があり、色々考えさせられる作品でした。

Movie Mania
Movie Maniaさん / 2018年5月17日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:VOD
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ストーリーも、テンポも、曲も良かった。 役者にスター性はなく、おじ...

ストーリーも、テンポも、曲も良かった。
役者にスター性はなく、おじいちゃんがほぼスクリーンを占めているが、それがいい。
どんでん返しがあるとは思わなかった。

jyouehara
jyoueharaさん / 2018年5月16日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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戦争責任に終わりなんてない…。

ずっと観たかった映画の一つ。

最後の最後に待ち受ける衝撃的な結末に、涙が止まりませんでした。

認知症を患う90歳の老人は、第二次大戦中にユダヤ人捕虜だった悲しい過去を持つ男。

ナチに家族を殺された復讐を果たすために、認知症でありながらも容疑者を求めて長い長い旅出ます。

寝むるとすべての記憶を忘れてしまう彼にとって、常に肌身離さず持ち歩いている手紙が命綱。

手紙を頼りに目的の為に、不安定な体を必死に動かしながら犯人の元に歩んでゆきますが、最後でまさかの衝撃的結末…。

全てを忘れた男に待ち受ける、悲劇の幕引きとなりました。

ミステリーでもあり、歴史物でもある、両方の面から楽しめる作品。

この作品は、ずっと心に残るものとなる気がします…。

ガーコ
ガーコさん / 2018年5月13日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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言ってた通り本当に ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

「友だち」だったんですね〜

ナチスオタクの息子さんや大家族の幸せ末っ子さんに言ったのは嘘じゃなかったんだ

松永弘子
松永弘子さん / 2018年5月5日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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最後にびっくり。

予備知識なしで観ました。
90歳の認知症の老人のほっこりする映画だと思ってました( ゚д゚)。
アウシュビッツで家族全員殺されて、犯人がのうのうと生きてたら、そりゃ復習したいよな。もしかして実話だったりしてとか思ってました。
ああ、痴呆って恐ろしい。。。

lanachama
lanachamaさん / 2018年5月5日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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共にプロック責任者だ ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

映画「手紙は憶えている」(アトム・エゴヤン監督)から。
偶然にも、映画「ヒットラーの忘れ物」を鑑賞した後なので、
ナチスへの復讐をテーマにした作品が重なり、驚いた。
ヨーロッパでは、第二次世界大戦に絡んだ作品は、
必ずと言っていいほど「ナチス」の非道さと、
それをいつまでも忘れず、復讐に燃える人々が描かれる。
それも、ドイツ国が合作として関わることが多いから不思議だ。
さて、今回の作品を思い出すためには、2つのフレーズを用意した。
作品最後のシーンに登場する、
「いつか君が訪ねてくると思った」と「共にプロック責任者だ」。
そして「君は自分を『狼』(ゼヴ)と名付けた」で真実が明かされる。
愛する人、大切な家族を殺された記憶が、今もなお残っているし、
ナチスへの復讐とは、こうも根強く残っているのか、
その為には、驚くほど綿密に計画されているものなのか、
トリックが分かってから観直すと、また新しい発見があるのも本作。
どの時点で、見破れるか、これまた映画の楽しみである。
サスペンス作品の醍醐味はここにある、と言っても過言では無い。

shimo
shimoさん / 2018年4月16日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい 知的 難しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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予想通りの結末だったが

ホームの友人の表情から、こういう結末になるだろうと予感しつつ観賞。それでも途中ずっとハラハラして釘付けでした。四人のルディーコランダーのストーリーもそれぞれ印象的で引き込まれました。最後は予想通りの結末でしたが、とても満足しました。

モロッコガール
モロッコガールさん / 2018年4月7日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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