劇場公開日 2017年5月13日

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「「愛」とか「恋」とか軽い言葉ではなく・・・・」映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ センノカゼさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「愛」とか「恋」とか軽い言葉ではなく・・・・

2022年10月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

DVDで観賞。
この映画では、愛とか恋とか言葉の軽さを示し、大事なのはそこじゃないということを伝えたいのだと思いました。
そういう言葉があるから、人は恋したり愛したりするのではない。
自分の思う恋と、相手が思う恋は違うであろう。
人類がそういう言葉を持つ前から、人は同じようなことをしていたはずである。
言葉を持たない動物でも、同じようなことをするであろう。

主人公の二人を結び付けているのは、もっと直感的なもの。単にビジュアルだけでなく、醸し出す雰囲気、匂いかも知れない。
「ひとめぼれ」の延長線ともいえるが、言葉で伝えるものではなく、その直感が大事な事なのだと思います。最後の場面で、鉢から開いたい一輪の花を同じように喜べること。
それが大事なんだと。

センノカゼ