劇場公開日 2017年10月7日

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あゝ、荒野 前篇のレビュー・感想・評価

全118件中、61~80件目を表示

4.5衝撃・異色・傑作!

2017年11月14日
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冒頭の始まり方から、この映画がいかに異色であるかということがわかります。途中ちょっとダレるところもありますが、ラストは本当に目が離せません。
あと、全体的に音楽が秀逸です。

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ハワイアン映画道の弟子

5.0原作ネタバレあり

2017年11月13日
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泣ける

知的

難しい

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や

4.5好きだなこの映画。 菅田将暉迫真の演技に 彼を今迄以上に好きになっ...

2017年11月12日
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鑑賞方法:映画館

好きだなこの映画。

菅田将暉迫真の演技に
彼を今迄以上に好きになってしまった。

とは言え、ストーリーがグッとくる。

過去のトラウマを持つ
新次(菅田将暉)と健二(ヤン・イクチュン)。

性格も育ちも違うふたりがふとした偶然の出逢いにより、ボクシングを始める。

相反するふたりだが、
「人を憎んで強くなろうとする」
「憎むことで強くなれる」と信じている。

信じているというよりは、自分に言い聞かせているような。

そうするしか術がなかった、
愛を受けて育つことがなかったふたりには、憎むことで生きる力を保ち続けていたのかもしれない。

特に新次はそう感じる。

健二はそんな新次の背中を見て、
憧れる氣持ちもあったのではないかと思う。

そう強くなりきれない自分が歯がゆいような。

ボクシングを通じて、ふたりそれぞれの性格が顕になるシーンがよく表現されている。

前編は、新次と健二の今を描いている。
後編は、彼らの心の内がどう変化していくのか楽しみだ。

彼らのストーリーが展開しつつ、
自殺についてのテーマも盛り込まれている。

現代社会の問題を、危機感を訴える要素がありぜひおすすめしたい作品だ。

後編が待ち遠しい。

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Misato

3.5そっと瞳 閉じてみる 見る?

2017年11月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

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いぱねま

4.0親子って何だろう?

2017年11月8日
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鑑賞方法:映画館
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eriee

4.5あゝ、傑作!

2017年11月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

寺山修司唯一の長編小説の映画化と話題だが、個人的には現在も公開中の作品をもうレンタルで見れるとは驚き!
期間限定の公開だったのか、元々公開とレンタルが異例のほぼ同時期予定だったのか、それとも劇場版とレンタル版はちょっとバージョン違いなのか分からないが、非常に気になって見たかった作品が見れたので、マンモスうれぴ~!(死語)

前編157分、後編147分。
計5時間で、プロボクサーを目指す二人の男のドラマをじっくり描く。
まさにKO級の、本年度の邦画の中でもベスト級の見応え!

新次。
幼い頃に父親は自殺し、母親に捨てられ…。
悪質稼業に手を染め、ある障害事件で少年院へ。
出所後、因縁ある元仲間に復讐を誓う…。

建二。
日本人の父親と韓国人の母親のハーフ。
母親の死後、父親と共に日本に移り、無職で暴力的な父親を抱えながら、床屋で働く。
乞音と対人恐怖症に苦しみながら…。

何処か似たような生い立ちを持つ二人。
偶然の経緯と誘いから、共にオンボロボクシングジムに入門する…。

菅田将暉とヤン・イクチュン、入魂の熱演!
ボクサー役の鉄板、肉体改造。菅田は10㎏増量、イクチュンは10㎏減量。
菅田演じる新次は、闘志の塊。暗い生い立ちから、周囲は敵と憎しみ。
突き刺さるような目付きと演技。
あの映画にもこの映画にも出まくりで見飽きた感のある菅田将暉だが、『そこのみにて光輝く』『ディストラクション・ベイビーズ』、本作など、ひと度インディーズの力作で魅せる演技こそが彼の真骨頂! もう主演男優賞モノ!
イクチュン演じる建二は、新次とは正反対。
ボクサーを目指すには大丈夫?と思うくらい、内向的で優し過ぎる。
それが弱点でもあるが、一撃必殺級のいい拳を秘めている。
イクチュンの代表傑作『息もできない』では、彼が菅田が演じたような殺気立つ役柄であったが、全く雰囲気を変え、ヤン・イクチュンの幅広く深い演技力に唸った。

替え玉ナシの体を張った試合シーンの気迫は言うまでもなく。
新次のデビュー戦はマジカッコ良すぎ!
建二を「兄貴」と呼んで慕う新次。
対人恐怖症の建二にとっても新次は初めて出来た心許せる相手。
二人の絆もジ~ンとさせる。

この二人は勿論だが、ユースケ・サンタマリアの好演もまた素晴らしい!
元ボクサーで、片目。二人をジムに誘った張本人。
バラエティーなんかで見る彼は高田純次とどっこいのいい加減男だが、役者としては個性的な魅力と存在感を発揮する。
ヌードも辞さない木下あかり、複雑な過去を持つ建二の父・モロ師岡、シコシコやってばかりの高橋和也、トレーナーがハマり過ぎのでんでん、新次とある関係の木村多江、脇を固める面々も印象的。

長丁場を退屈させない岸善幸監督の演出も見事だが…、全てが満足という訳ではなかった。
新次と建二のドラマは申し分ないが、時折挿入されるとある大学生たちの自殺防止集団のパートが…。
また、舞台を2021年に設定し、震災や2020年の東京オリンピック後なども巧みに取り入れてはいるものの、果たして時代設定を変える必要はあったのか…?
新次と建二のドラマは哀愁漂う昭和チックなのに対し、自殺防止の大学生たちはドローンやネット配信や急に現代的になって変な違和感が。この大学生たちも原作通りらしく、現代社会の闇を反映させているのだろうが…、ちとよく解せなかった。

各々の抱える問題、どん底で喘ぎもがき…。
何にも無い荒野のような中で、生きる為に、自分を失わない為に、自分が自分で居たい為に、たった一つのものに死に物狂いでしがみつく。

因縁ある元仲間に闘志と殺意剥き出しの新次。
デビュー戦で新次に差を付けられてしまった建二。
後編の予告編から二人のその後は察知出来るが、高い熱量と重厚な気迫のまま、後編へ!

前編後編一緒にレンタルして来て、すぐにでも後編見たい所だが、『ソロモンの偽証』の時もそうだがレンタルで前編後編一気見する時は、まず前編の感想をまとめ、しっかり余韻浸ってから。

…さあて、後編見るぞ!

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近大

4.0たまげた傑作

2017年11月5日
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エンタメ映画として素晴らしい出来。菅田将暉の圧倒的な存在感と狂った演技、まさに怪物だ。
そんなに関係者が近場に集まってくるのか?とか、時代設定が近未来ってどんな意味が?とか、信仰宗教と自殺とかいる?とか、突っ込みどころはある。だが、べースの寺山文学とあしたのジョー的なダークヒロイックストーリーは、今の時代に求めてた熱さ。まさに今観たい系の映画であった。
新宿は今だに昭和の匂いがする街、そういう意味でもピタッとハマった映画。
後編に期待を持って終わる感じも良い。
久々に興奮した映画だった。

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映画鑑賞1000作

4.0☆☆☆★★★ 鑑賞後にググったところ、原作が発表されたのが1966...

2017年11月4日
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☆☆☆★★★

鑑賞後にググったところ、原作が発表されたのが1966年。漫画『あしたのジョー』の連載が始まるのが1967年。

どことなく、菅田将暉のキャラクターが矢吹ジョー。
ヤン・イクチュンのキャラクターがマンモス西。
ユースケサンタマリヤとでんでんを併せたキャラクターが丹下段平。
更に、木村多江が白木葉子に…見えて来てしまった。
但し原作は未読だし、梶原一騎が意識して『あしたのジョー』を書いていたのか?は、最早分からない。

映画は、時代設定を3・11から10年後に設定。
ネットやドローン等を活かし。登場人物達の心情を、現代人が抱える痛みや悩みに置き換えよう…としているのかな?…と思えた。
この考え方があっているのか?は、製作サイドにしか分からないのだけれど…。
今回全編だけを観た段階では。大学の自殺防止フェス等の描き方は、(原作にも描かれているようですが)何とも言えないかな〜と。まだピンとこない段階と言えば良いか。

そんな中に有って。出演者の中では何と言っても、主演の菅田将暉が良い!
その狂犬振りが素晴らしい。
間違いなく賞レースに絡んで来ると思う。

その菅田将暉の対比として描かれるのがヤン・イクチュン。
臆病者ながらもパンチ力が有り、存在能力に溢れている。
エンドロール後には後編の予告編が流れるのですが、。その予告だけを観たら、(おそらくは変貌する)ヤン・イクチュンの姿を確認すべく、劇場へと足を運びたくなるに違いありませんねえ。

この監督は、前作の『二重生活』も素晴らしかったのですが。今回も2時間40分弱があっとゆう間で、後編への期待感しか湧いてこない…とゆう嬉しい悲鳴。
勿論劇場で期待して待つ!

(2017年10月15日 イオンシネマシアタス調布/スクリーン1)

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松井の天井直撃ホームラン

5.0矢吹

2017年11月3日
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導入編としてかなり完璧なできに近い映画だったとおもう。
それだけに後編が。。。

90

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ヨッシー

2.5期待してたのに

2017年11月1日
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凸子

4.0寺山修二の世界

2017年10月27日
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鑑賞方法:映画館

久しぶりに寺山修二の世界を思い出した。
キーワードは死吃音セックス少数者親子。
ダイバーシティの時代になって逆にこれらの引っ掛かりが平準化され遠ざかってないか。
それにしても怪優でんでん。

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HigeKobo

4.5凄い、新しい日本映画

2017年10月27日
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鑑賞方法:映画館

久々にスクリーンに釘づけでした。
この長さなのに目が離せない。
俳優さん、女優さん、特に主役の二人が良い。見直しました。
しかし、ちょっと世間狭すぎ・・・な設定のため減点です。

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シネパラ

3.0まあ面白いんですけど

2017年10月25日
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自殺うんたらの話要りますかね?長すぎます話
内容もちょっと予定調和な部分が多くて少し退屈ですね
でも、なんというか役者がイキイキ演じているので見入ってしまいますね。
後編も観ます。

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puleco

3.5後編を観ないと評価出来ません。 最後に後編の予告が流れますが、新次...

2017年10月25日
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後編を観ないと評価出来ません。
最後に後編の予告が流れますが、新次とアニキの親にも因縁が有るようで、流石にちょっと偶然が重なり過ぎているような。
伏線が上手く回収されると良いですが。
いずれにしても早く後編も観たいです。

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やまぼうし

5.0赤裸々

2017年10月24日
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U-3153

4.5ヤンイクチュン

2017年10月23日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

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シータ

4.0原作、後編を必ず見たくなる。

2017年10月22日
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本編終了後に、後編の予告ムービーが流れました。
この先のアニキがどうなるかとても気になります。

原作は随分前に書かれているものなので、映画とはきっと違うはず。
それでも現代にも通ずる普遍的な題材を取り上げているのだろうな。
どのようなものなのか読んでみたくなりました。

伏線がこの後どのように絡まるのかも知りたい。
全然長く感じませんでした。
後編が楽しみ!

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ハクタカ

4.0後篇ありきで…。

2017年10月21日
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知的

元々前後編ありきの映画ではあるものの、前篇だけでも成り立つ作品(あるいは後篇だけでも成り立つ作品)と後篇がないと成り立たない作品があると思うけど、これは後者かな…。
今回の作品で撒いた種を後篇で一気に収穫することになるのだろう。だから後篇を見ないと感想が述べられない気がする。
後編の予告を観て期待はできるし、早く観たい。もう公開されてるし…。
微妙に未来の話で、所々で、将来=荒野というイメージを植え付けているけど、最後は救いがあると良いなぁと思う。

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kawauso

4.5前編のラスト最高だ。

2017年10月21日
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一段落でありながら、最高に期待感が高まったところでのブッタ切り。

さて脚本も演出も言いたくなるところはあるのだが、それは後編を見てからということで、ここでは、菅田将暉が素晴らしいと言いたい。

彼は日本を代表する俳優になると私は思っているのだが、彼の今後50年は続くであろう俳優人生の中で、20代の代表作が本作になると思う。つまり、現時点での最高作だろう。

生命感に溢れ、
抑えきれない感情に翻弄されながら、
無茶苦茶で、
それでも憎めない、
心の奥にある素直さ、実直さ、
若者のひとつの形を完璧なくらい表現できている。

ハマリ役とも言えるかもしれないが、私は彼の演技力の凄さを感じた。

ところで、へそ毛とわき毛が良かった!本作での菅田将暉はミステリアスな美少年ではなく、ギラギラしたボクサーなのだから。

そして来月には火花も控えている。

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SUZUKI TOMONORI

4.5期待以上。

2017年10月21日
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悲しい

怖い

興奮

面白い。最初から衝撃的な展開で、緊張感が157分間切れることがない。
個人的には濡れ場が多くて少し戸惑った。ただそれが違和感というわけではなく、原作を忠実に再現した結果なのだろうか、とにかく原作も読んでみたいと思う。
さぁ後篇。
バリカン健二の成長がたくさん観れたらいいな。
菅田将暉と山田裕貴をはじめとする若手の俳優の好演にも注目していきたい。

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なおとん