劇場公開日 2017年2月4日

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「当たり前を作る為に」ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男 フリントさんの映画レビュー(感想・評価)

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当たり前を作る為に

2017年4月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

自由のために農民と黒人をまとめて立ち上がった男の話

リンカーンよりも早く自由と平等を実践し、黒人と共に戦った英雄をマシュー・マコノヒーが熱演した本作。

我らがマコ兄(マシュー)のギラギラな目つきやカリスマ性が存分に発揮された作品でした。
助演のマハーシャラ・アリもオスカー受賞者なだけあっていい存在感でした。

歴史の勉強にもなったし、人間は根底の所で繋がっていて人種なんて関係ないのだなと考えさせられた。

南軍の非道さやKKK、戦後の政府の対応など、混沌の時代を常に戦って強く生きた男の姿はかっこいい。

ヒロインのググ・バサ・ロー(初めて見た)も美人でだ。
健気で優しいだけでなく、奴隷主に反抗するなど強い意志の有る姿が素晴らしかった。

黒人の自由と平等のために戦った組織のリーダーが白人なので、結局「白人が一番偉いんだ」的なメッセージ映画になってしまうのではないかと懸念したが、あまり白人白人していなかったし、アメリカの非道な行いもある程度逃げずに表現していたので好感がもてた。

この作品を見る前に「未来を花束にして」を見てしまっていたので、南北戦争時に奴隷解放とか自由平等を掲げて戦ったものの、女性に対する権利はまた別だったんだよな思った。
男たちは命がけで戦ったが、その自由には女性の権利は含まれてなかったと思うと、ちょっと複雑な気持ちがする。

エンドテロップに入る時にニュートン・ナイト本人の写真が出てくるが、なんとも強い目をした人だなと思ったと同時に幾多の修羅場を超えた狂気の目だと感じたのは自分だけだろうか。ちょっと怖かった。

冒頭の戦場のシーンも大迫力とゴア描写で戦争の悲惨さを強く訴えているし全体的にメッセージ性の強い作品だ。
アメリカにこんな人物がいたと知れたので勉強になった作品。
万人に勧めるような作品ではないが、知識として見ておいてもいいかも知れない。

劇中セリフより

「神の子は物じゃない」

「神の名において皆、平等」であるらしい。
神の名におかなくても平等だと思うけれど、いつの世も不満を糧に戦う者が歴史を作ってきたのだろうなと思った。

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フリント
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