「あまりにエグイが、名作と言わざるを得ない」愛を歌う花 やべっちさんの映画レビュー(感想・評価)
あまりにエグイが、名作と言わざるを得ない
「ただ君だけ」、「ビューティーインサイド」がとてつもなく良かったので、ハンヒョジュ主演の新作ということで鑑賞しました・・・。
ちなみに劇場で見たかったのですが、結局見られなかったのでツタヤで借りたのですが、ツタヤでは「ラブロマンス」のコーナーに置いてありました。
ツタヤの嘘つき。
はっきりいって、ラブロマンスの対局のとてつもなくエグイ愛憎劇です。
冒頭の、花やぐキャッキャウフフな感じからはとても想像つかないほどに急転直下で内容は変わっていき、女の執念、嫉妬の恐ろしさが前面に出てきたときに、男の私は寒気すら覚えました。
ただ、なんとも愛憎劇には終わらない、どうにもならないせつなさもこの映画は孕んでおり、見終わった後の余韻もひとしおです。
こういう場面になったとき、私ならいったいどうするだろうなどと、これを書く今も思い馳せます。
ハンヒョジュのオススメ作品は?といわれれば、それはもう最初に述べた「ただ君だけ」などを全力で推しますが、この作品も極めて良策ではあるので、ぜひ見てほしいなと思いました。
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