劇場公開日 2017年8月26日

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幼な子われらに生まれのレビュー・感想・評価

全89件中、41~60件目を表示

4.0大人と子供が友達になる事が親子なのかも。

2017年10月2日
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鑑賞方法:映画館
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だいず

4.0脚本がうまい

2017年9月24日
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鑑賞方法:映画館

久しぶりに浅野忠信いいと思った。
初めて田中麗奈いいと思った。
子どもたちも、みんな良かった。
演出なんだろうな、やっぱり監督すごいです。
何も解決しない、でも希望がある
すごくいい本。

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wakame

2.5狭い範囲の人々にとっては、響く映画かな。

2017年9月19日
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もつれたときほど厄介な家族。

離婚された方。
離婚後、子持ちの方と再婚された方。
両親のどちらかが腹違いで、その親のもとに新たな兄弟姉妹が生まれたという方。
再婚の両親の間に生まれたという方。
などなど、そういう方々にとっては、ピンポイントで響く映画なのだと思います。
それぞれの立場で考えることができました。

重松清の本は全部読んでいたつもりでいたのですが、この映画が公開されることを知り、まだ読んでいない本があったということで、公開前に急いで読みました。

浅野忠信さんのダメ親ぶり、田中麗奈さんのバカ母ぶり等々、役者はいい味を出していました。
脇を固める役者の方々もよかったです。

原作既読の方にとっては物足りなさが残ると思います。
やっぱり映画は小説に勝てない。
ですが、この映画が最初の出会いという方にとっては、結構切ない映画になっていると思います。

※重松清原作の映画で、私がいちばん好きなのは『青い鳥』です。

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ハクタカ

4.0余韻から抜け出せない映画

2017年9月17日
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鑑賞方法:映画館

原作未読。

派手な事件は起こらない。
淡々と、だが丁寧に気持ちを積み重ねていく描写。
余韻からなかなか抜け出せない作品だった。

血の繋がった父娘と、繋がらない父娘。
家族という形態を取っているのは、後者。
父親として関わる子供が全て「娘」という点に、この映画の面白さがあると思う。
妻、元妻、継娘、娘、そして実母まで。
主人公を追い詰めていく存在は全て「女性」である。

「理由は聞いても気持ちは聞かない」
元妻は、そんな主人公に愛想を尽かした。
だが、それが悪い事だろうか。それこそが男女の違いであり、歩み寄らなければならない部分なのだと思う。

女性は愛する人に、「理解して欲しい」と思う。
男性は愛する人が迷っている時、解決してやろうと手を差し伸べる。
愛情の表し方に違いがあるだけで、質量は変わらない。
その事に気付かず、男女はすれ違っていく。
妻とも、娘とも。(そして恐らく、母親とも)

もし主人公に一人でも息子がいたら、どうなっていただろう。
そんな思いを抱きながら見続けた。
だからこそ、この家族の続きが見たいと思った。

妻の元夫に発せられた「どうして結婚したのか」という問いはもちろん、
主人公自身に向けられたものであり、観客にも投げかけられた言葉だろう。

結婚している人、していない人。これからする人、挫折した人。
それぞれに、様々な思いを抱きながら観ることの出来る映画だと思う。

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hanse

3.5いわゆる大人の都合

2017年9月13日
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浅野と宮藤、田中とという真逆の人物、丁寧に積み重ねているストーリーです。結局は最後鑑賞している人に結果は任せています。

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びわ湖のこーちゃん

5.0誰もが「考え込みながら」劇場を出る

2017年9月13日
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 誰の言葉だったか「映画とは答えを提示するものではない。観る者に、考えさせるのが本当の名作だ」という名言があるが、まさにその意味で、この作品は「真の名作」だと言える。“家族”という普遍的なテーマに加えて、全てのシーンのリアリティが高いため、観る者がそれぞれの立場から、そこに込められた意味を考えてしまうように出来ている。私には、子どもがいないが、浅野忠信演じる父親が、娘から拒絶されるシーン他、数々の場面で「自分だったら、どんな風に応えるだろうか?」と考え込んでしまった。
 演技については、即興的な手法を取り入れたことが成功していることは、すでに多くの人たちが語っている。ドキュメンタリー出身の三島監督ならではの演出として賞賛されているが、この監督は画作りもとても上手い。それは、NHKにいた時からそうだったし、これまでの映画作品全てにおいて映像のクオリティが高い。今回も、冒頭の不思議な三色から引き込まれるが、モノレールの運転席から撮ったような外廊のドーリー映像や、観覧車を空中から観たような俯瞰ショットなど、随所に「不安」を感じさせるカットが挿入されている。
 また、舞台設定や状況設定も優れている。浅野忠信が働く場所は、IT技術にコントロールされていて、住んでいる団地も(実際にどうなのかは別として)斜行エレベーターにのって自宅へと運ばれる。つまり、自宅以外の場所の、ほとんどが人工的、無機的なのだ。そのため、自宅のドアを開けた瞬間、息苦しくなるような“人間臭”のようなものを感じてしまう。そこが、必ずしも「居心地の良い場所ではない」と浅野が感じている事が、こちらにも伝わってくる。
 少し穿った見方かもしれないが、私は一種の「恐怖映画」のようにも感じた。そこら辺のホラー映画では感じられない、「リアルな怖さ」が、娘とのやりとりや、田中麗奈演じる妻とのケンカの場面から滲み出ていた。上記の演出による高い演技力や巧みなカット構成が、人間が心の奥に、潜在的に抱えている「家族崩壊」の不安を、刺激してくるから「怖い」のだと思う。
 この作品の普遍性についてはモントリオールで、日本人ではない人々から高い評価を得たことで、客観的に証明された。純度が高いのだ。
 ハッピーエンドでもなく、絶望的な悲劇でもなく、誰もが「考え込みながら」あるいは、自分の家族について、あれこれ想いを巡らせながら劇場を出る。「家族とは?」簡単に答えは出ない。人生の真理の一端に触れているこの作品は、間違いなく三島監督の、代表作の一つになるだろう。

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リュウシグ

4.0奈苗の能天気さが途中腹立たしくなった。 思春期の娘が居るのに、考え...

2017年9月13日
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rin*

3.5静かな希望

2017年9月10日
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現代的な家族の静かな希望がある。

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shigeshigeshigeo

4.0家族を創るって大変

2017年9月8日
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子供たちも母たちも父も理屈では割りきれない、大変さがある。相手に対して真摯に向き合うって強い想いと忍耐が必要だなぁ😭

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シゲドン

4.0舞台は東京ながら西宮名塩斜行エレベーター

2017年9月8日
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府中あたりが舞台か。
重松清の原作を読んでみたくなった。
カラオケだけではなく、エンディングテーマも本家の「悲しみの果て」で締めてくれても良かったかも。

女が男に「理由は聞いても気持ちは聞かない」っていうけどそりゃそうでしょ!と思ったら父から娘を諭す伏線だった、という演出にはハッとさせられた。
子役は別にしてキャストには違和感。
ラストにタイトル出るのはまあその通りとして浅野さんの顔の静止画で終わる意味が?

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消されるので公開しない

4.0とてもよかった

2017年9月8日
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泣ける

悲しい

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吉泉知彦

3.5"親愛なる、よそ者"どうしの不器用な家族関係に唸る

2017年9月7日
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Naguy

5.0胸にせまる

2017年9月7日
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泣ける

悲しい

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くりん

3.5娘を育てる

2017年9月7日
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浅野忠信が彼らしくない役回りであったが、自分としては好感を持てたが、家内はセリフ回しがイマイチとの評価。クドカンはハマり役、こういう父親は確かに居そうだ。子役は皆素晴らしい。自分には成人を過ぎた男子2人を育てたが、娘ってあんなに難しいのか。一緒に見た家内は女の子ってあんなものと平気に向き合えるようだった。

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hanataro2

3.5☆☆☆★★★ 重松清による原作は未読。 観終わり、これは今年を代表...

2017年9月7日
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☆☆☆★★★

重松清による原作は未読。

観終わり、これは今年を代表する1本の秀作では?と感じた。
しかし、この監督の場合。過去に観た作品等に於いてですが。以前から手ブレが激しい場面等が多々あり。時には集中して観る事が出来ない時が、今回の作品中にも発生していたのは指摘して起きたい。

また演出に於いて、終盤での1番大事と思われる長女との和解シーン。
なかなか泣かせる良い場面では有るのですが。そこに至るまでの感情の起伏や、家庭環境のもつれ等を考えると。適切な演出だったのか?は少しだけ疑問には感じたのですが…。
ラストカットの直前にも。◯ちゃんのショットと。長女が◯ちゃんを見つめる2っのカットが有ればと、思った次第。それが正解かどうかは分からないが、個人的には欲しかった…と。

色々と貶した書き込みにはなってますが、凄く良い作品でした。
主演の浅野忠信が良い。仕事場と家庭内で、徐々に自分の立ち位置が悪くなって行くなか。贖いながらも何とか前に進もうとする姿が胸を打つ。
妻役の田中麗奈もまた好演。2人の子供を抱えながら前の夫の暴力から逃げた過去。
誰かに頼らなければならなかった思いを内に秘めた、その感情表現がとても良かった。

ラスト前で、元妻の夫と対面を果たす病室の場面は。今年観た作品の中でも1〜2を争う程に感情を揺さぶられる名場面でした。

(2017年9月6日 テアトル新宿)

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松井の天井直撃ホームラン

5.02時間があっと言う間

2017年9月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

役者さんを目指している方々は必見です。ロケ地は関東と思いきや関西です。西宮名塩や笠松商店街などです。映画としては、クロード・ルルーシュの「男と女」を思い出してながら鑑賞しました。

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Akihiro

4.5共に生きていく

2017年9月5日
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U-3153

4.0家族って面倒だけど

2017年9月4日
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浅野忠信の、嘘くさい ”良い人”な発言がめちゃくちゃいい。

最初は、良い人を繕うのに必死で
周りに良い顔をして
なかなか弱味を見せない彼に
疑いの気持ちが生まれてきてしまう。
いつ何をするか分からないという危うさ。

その絶妙な、浅野忠信の演技が素晴らしかった。

むしゃくしゃして一人カラオケに行き、
「悲しみの果て」を
だらっと歌う感じもいい。

家族ってめんどくさい、けど放っておけない
近いけど遠い微妙な距離感をうまく保つことって本当に難しいんだなと実感。
諦めからは何も生まれないし、必死に食らいついてどう接していけばよいか模索しろ!と言われてるようで辛かった…。

結婚、離婚、再婚
お互いはじめてではない、それぞの家庭に
新たな命か宿ることがどれほど大きなことか。

その生まれて来る子が、どのような気持ちになり、どのような生活を送られるのか

最後につれて真っ直ぐになっていく信を見ていると、少し安心できるような気がする。

”われら”の切なくとも温かい
家族の糸に、感動してしまいます。

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uni

5.0ステップファミリー

2017年9月3日
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私的には、今年No.1
クドカンがよかった

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みかぽん

3.5クドカンを観るだけでも十分に価値あり。(シーンは多くはないけれども)

2017年9月3日
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鑑賞方法:映画館

なんでこの役が浅野忠信なんだろう?、とずっと気になってしかたがなかった。「岸辺の旅」「淵に立つ」等々、どこにでもいそうに見えながらも掴みどころのない、日常と奇妙な距離感を持った役者だ。だから、いつキレるのか、なにをしでかすのか、ほんとは沢田(クドカン)なんかより、こいつの方がヤバイ奴じゃないのか?と、気が気でない。そう観てしまうのが監督の罠ならば仕方がないが、この役だけはミスキャストじゃないかと思えた。重松清色よりは、黒沢清色が濃い。濃すぎる。
安定の田中麗奈、寺島しのぶ、上手すぎる子役たちを差し置いて、特筆すべきはクドカンだ。どうしてこうも役にハマるのか。彼が小ざっぱりとしてスーツを着込んだ姿を見た瞬間に、涙が出た。彼の思いがにじみ出ていたからだ。100円をくれて、何気なく立ち去っていく後ろ姿で、家庭を手放した男の哀愁をあそこまで見事に表現できるなんて、泣きながら嬉しくなってしまったよ。

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栗太郎