アルビノの木

劇場公開日:

アルビノの木

解説

数々の短編映画を手がける金子雅和監督の「すみれ人形」に続く長編第2作。農作物を荒らす害獣駆除会社で働くユクのもとに高額報酬の仕事の依頼が舞い込んだ。それはかつて鉱山として栄えた山あいの村で、「白鹿様」と呼ばれる鹿を秘密裏に撃つことだった。ユクは普通の鹿と異なるというだけで害のない動物を殺すことに多少の疑問を感じながらも、山に分け入っていく。山の集落で静かに暮らす人びとと出会い、山々や木々など圧倒的な自然に触れるユクの前に白い鹿が現れる。主人公ユク役を、「すみれ人形」に続き金子組への参加となる松岡龍平が演じ、東加奈子、現代美術家の松蔭浩之、山田キヌヲ、長谷川初範らが脇を固める。

2016年製作/86分/日本
配給:マコトヤ

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映画レビュー

3.5【”大自然への畏敬と、しきたりを認識しつつ、人間の都合で”害獣駆除”をする男のアンビバレントな心模様を、滑川や瀑布といった自然美を背景に描き出した作品。 】

2022年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

ー 山間のヨリギ村。且つては鉱山で栄えていたが、今では若者はナギとヨーイチだけ。
  けれども、ヨリギ村には昔から”白鹿様”と呼ばれるアルビノ種の鹿が降り、村人たちから”山の木の化身”として、崇められていた。-

◆感想

・町の役所の人間は言う。
”鉱山の何かの影響で、ヨリギ村にはアルビノ種の動物がいる。困るんですよ、鉱山の影響だとか、風評が流れるのは・・。”

・害獣駆除の仕事もしている、ユクとイマモリの元に、大金が報酬の、極秘の仕事依頼が来る。
山小屋の縄師に聞くと、仕事依頼の中身が分かり、イマモリは”そんな仕事は出来ない”と山を下りる。

・だが、病気の母を抱えたユクには断れず・・。

<村の民が崇める”白鹿様”を町の役人が、人間の都合で”害獣”と判断し、駆除を依頼された男のアンビバレントな心模様を、滑川や瀑布といった自然美を背景に描き出した作品。
 男と、村を出ようとする女ナギと山の風習を尊ぶ木工士であるヨーイチの関係性も、不思議な余韻を漂わせている作品である。

 日本全国で問題になっている、害獣駆除の問題であるが、元々は人間が手を入れていた山間地が現代は放棄され、鹿、猪、熊が繁殖している。
 昔は有難い山の恵みだった筈の動物たちが、害獣として駆除されている。

 昔は、マタギが。そして現在ではそれに違和感を感じた一部の人達が、鹿、猪、熊を捕獲し、自分達で食用にしたり、ジビエ料理として活用している。

 私見であるが、”害獣”とは人間の身勝手さが産み出したモノであり、上記の様な共存する道を探る事は意義深い事である、と思っている。>

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NOBU

4.0神とあがめる鹿を撃てるのか?

2019年10月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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ともちん

3.5白鹿様を、あなたは何に見立てますか?

2016年7月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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栗太郎
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