THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッションのレビュー・感想・評価
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ヒューマンドラマです。
癌に侵された息子との時間を過ごす為、名画強奪を強要された贋作画家の苦闘を描く物語。
ジョン・トラボルタが主演する名画贋作で味付けしたヒューマンドラマ。「息子を治すため」ではなく「最後の時間を過ごすため」という切ない設定。最後の親子の触れ合いが、とても丁寧に描かれています。無理に「悲劇」にせず感情演出を抑えた分だけ、とても美しい物語になりました。
ただ、その分、贋作作成、名画強奪の物語が物足りなく、寧ろ蛇足にすら感じられたのが残念。サスペンスを期待して鑑賞すると物足りなく感じられるかもしれませんね。
私的評価は普通にしました。
男3代、人生とは・・・
極めて完璧なシナリオとキャスティング、出演者の完璧な演技。粗削りと言う向きもあるようだがこれ程不要なことは割りきって描かないと言う徹底したシナリオも珍しい❗絶望を見事なカタルシスに変換する95分は日本の「家」に対し「血」で成り立つ様を良く表していた‼️敢えて言えば贋作師としてのトレーニングは何処で身に付けたのか個人的には知りたかった‼️(2022年1月再見。美術的チェック完了)
タイトルなし
ジョン・トラボルタ演じる贋作画家が末期がんの息子のために、ギャングに金を払って刑務所を出る。借金のために見事ギャングを出し抜き、警察と組み、難局を切り抜けるが、ラスト親子で海岸で残りどの位生きられるかわからない息子と過ごす姿が切ない。
疑問符が消えない
贋作作家っていう設定は面白い。
余命わずかな息子の願いを叶えていくっていうくだりも面白い。
最後の逆転劇もさわやか。
なんだけど、ひとつひとつの要素がすごく雑な印象。
贋作の精度にこだわった意味があんまりなくない?
母親の存在ってそんな脇役でよかったの?
浜辺のラストシーン、なんか中途半端じゃない?
いろんな疑問符を抱えたままエンドロールになっちゃいました。
ところで、あの女性の捜査官、いやにキレイすぎる気がしたけどどうなんだろう。
ファンタジーだよな
これ、全体を通して見ると、サスペンス、ミステリーとかではなくファンタジーだよな、と。そう思って見るなら、綻びだらけのシナリオも、まあ許容できるのかもしれない。
中盤まではほぼヒューマンドラマ。それはそれで見れなくはない。贋作画家という設定も面白いと思う。ただ、ガテンな雰囲気満載のトラボルタに画家はちょっと笑
後半はもう、ミスショット連発という感じのサスペンス劇で緊迫感とは無縁のゆるゆるな展開。鑑定がじじいてトリックでもなんでもねえ、ていう。(贋作の精度関係ないだろ)そんなのの連発。で、ラストは余命僅かな息子とじじいと美しいタヒチのビーチ。
で、思ったわけです。これファンタジーだな、と。ファンタジーでいいんだよな、と。そうでも思わないとな。。
思いがけなく、面白い。
ま、いつものトラボルタB級作品やろな、と思ってみましたが。
ぐいぐい引っ張られました。
というのもおじいちゃん役のクリストファー・グラマーが、めっちゃいい味出してます。
トラボルタと息子の間になって。こういういかした爺さんが出てくる映画は面白いのだ。
終盤はパタパターと話が進んじゃうので、ちょっと肩透かしっぽいけど。メインテーマは「親子&祖父の絆」なんで、いいか。
男のみの親子三代
いい映画でした。少し短い映画でしたが見応えありました。面白かったです。あと感動します。
ラストのもし願いが叶うならなにを願う?この質問からの返答、沈黙、見つめ合い、2人は何を思ったのか。どんな想いにせよそこに愛があるのは言うまでもないと思います。
その後のエンドロールのBGMは物悲しですね。
レイの作った贋作がどう判断されたのか気になります。ウィルも頷きながらにっこり笑って満足気だったので、後々レイの元に返されるといいなと思いました。
シガーで乾杯
犯罪アクションというよりも、いつまで生きられるかわからない息子の為に奮闘する親父の家族愛の話。
きっかけや犯罪部分は有りがちだし、贋作に纏わる話自体はチープだけど、テンポ良く暖かく楽しく良い作品だった。
父と息子のお話
刑務所から戻ってなかなか上手くいかない家族関係だけど、癌を患った息子の為にジタバタする父親の姿に心打たれる。
モネの贋作に取り掛かる前に絵を眺めながら息子に語るシーンは優しさを感じて凄く好きだ。モネの絵を実際に見てみたくなった。
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