劇場公開日 2017年1月21日

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ショコラ 君がいて、僕がいるのレビュー・感想・評価

全24件中、21~24件目を表示

5.0お宝映像!

2017年1月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

とにかくオマール・シーの舞台シーンが圧巻でした!
やっぱり監督が俳優さんだからでしょうか?
ご出演の『チャップリンからの贈り物』も、とても素敵な映画でした(*´꒳`*)

チャップリンと言えば、フティット役のジェームス・ティエレは本当におじいちゃんそっくり。
映画を観る前に予備知識は入れないようにしているのですが、序盤のはにかんだ笑顔があまりにもソックリで。外人の区別のつかない私ですら、すぐに気づきました。(笑)
しかも、マイムの素晴らしいこと!
サーカスのイメージにもぴったりでした。

巡業サーカス団の持つ二面性に魅かれます。
演目で多くの人から喝采を浴びる、マイノリティーグループ。
アーティストとしての華やかさと、見世物としてのいかがわしさ。
本作では個性的豊かなメンバーが繊細に描かれていて、作り手のサーカスに対する愛情を感じます。
なかでも二人がパリへ出発するシーンは、見送る仲間達の複雑な思いが溢れていて大好き。

邦題のサブタイトルに “君がいて僕がいる” とありますが、
二人の友情物語というよりは、ショコラと呼ばれた“黒人”の男が、人としての尊厳を求めてもがく姿を描いた作品だと感じました。

絶大な人気を得ながらも、心無い言葉や扱いを受ける彼は、
自分は“毎晩白人にお尻を蹴られる黒人”だから人に笑われているのではない!
自分は“黒人という動物”ではない!
との思いで、現実に戦いを挑み。。。
とは言え、そこはフランス映画ですから、単純なサクセスストーリーとはいきません。(^◇^;)
ショコラの持つ軽薄さや弱さ、愚かさも容赦無く描いていきます。
でも逆にそこまで描くことで、差別と戦うヒーローではない人間味を感じ、
まさに“黒人”も特別な存在ではなく同じ人間なのだと、映画が語りかけているのではないでしょうか?

ラストに、当時リュミエール兄弟が実際に撮影した映像が流れます。
リュミエール兄弟が「10年先の人達にも見せたい。」と撮影したフティットとショコラの芸を、時を越え…海を越え…今、私が大画面で見ているという奇跡。
その感動もさることながら、
この映像を見れば、ショコラが人に笑われていたのか、人を笑わせていたのかは一目瞭然。

このお宝映像だけでも観る価値アリです!!

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shiron

3.5観て良かった作品。

2017年1月11日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

フティットとショコラの関係性に時には切なさを覚えつつ。二人が成功するまでの流れには、ワクワク感も感じました。

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2.5100年前のフランスの風景を楽しめました。

2017年1月11日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

知的

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はむ

2.5描写が弱い

2016年6月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
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chibirock