ロック・ザ・カスバ!
劇場公開日:2016年7月20日
解説
「レインマン」の名匠バリー・レビンソン監督が、ビル・マーレイ&ブルース・ウィリス共演で描くヒューマンコメディ。落ち目の音楽マネージャーであるリッチーは、自分が担当する女性アーティストをアフガニスタンの米軍慰問ツアーへ連れて行くが、現地で金もパスポートもなくして一人きりになってしまう。傭兵の男ボンベイと行動を共にすることになったリッチーは、たどり着いた村で天才的な歌声の少女と出会い、彼女を有名オーディション番組「アメリカン・アイドル」のアフガニスタン版「アフガン・スター」に出場させるべく奔走する。共演にも「あの頃ペニー・レインと」のケイト・ハドソン、「(500)日のサマー」のズーイー・デシャネルら豪華キャストがそろう。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2016/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」(16年7月16日~8月19日)上映作品。
2015年製作/106分/アメリカ
原題:Rock the Kasbah
配給:クロックワークス
スタッフ・キャスト
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2023年1月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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銃を持ったブルース・ウィリスさんがポスターに出ているからと言ってアクション映画ではありません。
落ち目の音楽プロデユーサー(ビル・マーレイ)がアメリカ軍の慰問巡業で訪れたアフガニスタンで美声の少女と出会い地元TVの歌謡コンテンストで優勝させる苦労話。
エンドクレジットに「アフガン・スターに出演した勇気ある女性、セタラ・フサインザダに捧げる」と出たので実話にインスパイアされた作品と分かります。
ただ、彼女は優勝はしていませんでしたがブルカを脱いで素顔で唄って、こともあろうに踊ってしまったことで騒然となりBBCがドキュメントを作ったそうです。
当時はアメリカ侵攻でタリバンが影を顰めていたので多少、民主化に傾いていたこともあるのでしょう、アメリカ軍の撤退でタリバンが復権した現在では前より増して女性蔑視が強まっており嘆かわしい限りですね。
サブカルチャーの躍動が自由の象徴というメッセージ性は解りますが、時代背景からみると半ばおとぎ話のようにも思えます。
下世話なセリフや人寄せパンダ役にしか過ぎなかったブルース・ウィリスさんの処遇など映画としては中途半端に長い印象・・。
2017年12月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
イスラムの国で、女性がテレビで素顔を晒し、英語の歌を歌う。
ほんとにこれだけなんだけど、とんでもなく感動する物語。
本来は、人が幸せになるために宗教・規律が存在するはず。
テクノロジーだ何だで世界はどんどん複雑になっていくけど
「人の心を動かす」っていうシンプルなことが一番パワーを持っていると感じた。
作中の音楽の使い方もお見事で、特に「Wild Wind」はかなりグッとくる。
鑑賞後の「良い映画みた」感がしっかり残る良作でした。
2017年9月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
衝撃の事実!
アフガニスタンでは、女性が人前で歌う事が出来ないと初めて知りました!
顔を出すのもNGなので、笑顔で歯を出して歌う姿に「死刑だ」と言われてしまうことに驚きました!
男性と女性とでこんなにも、生活に制限があるのは、文化の違いなのか宗教の違いなのか…。
どちらにしても、女性が人前で歌えるようになった姿は感動します!
彼女の勇気で、女性の生き方が進歩したように思います。
カラオケで自由に歌っている日本人は幸せ者ですね(笑)
2017年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
負け組の芸能マネージャー(ビル・マーレイ)がカブールの慰問公演に乗り込む。
連れてきた女性歌手は逃げてしまい、途方に暮れていたが、パシュトゥン人への武器販売に手を出す。
パシュトゥン人の部落で、天使の歌声を持つ美少女と出会ってしまう。
厳しい戒律の中で売り出すことは出来るのか?