キル・オア・ダイ　究極のデス・ゲームのレビュー・感想・評価

サブタイトルに騙された。短かったのが救い。ゲームを映画化したような作品。というか本当にそうなのだと思う。スリラーなのだろうが怖いところはゼロ。オードリーヘップバーンに少し似た女優(Natalya Rudova)が印象に残った。

11人が集められ、マフィア役の二人を探し当てるゲーム。
1日毎に投票するが、外れると死が待っている。
未来のロシアが舞台の人狼ゲームだけど、いい未来ではないかも。

ロシアの人狼ゲームで、心理戦はあまりなく物足りないですが、人狼ゲームが好きな方はネタとして観る価値はあるかも知れません。犠牲者が死ぬ際に個々の演出が入るのが凝っている反面で尺稼ぎに感じますが、出来自体は悪くないので慣れました。CGのレベルは邦画よりかなり高いと思います。ここまで作っておいて、ラストはサラッと流す感じで物足りないです。ベタですがシステム自体の破壊を目指して欲しかったですし、やはり金持ちの爺は投票で真っ先に殺さないとつまらないです。