劇場版マジェスティックプリンス　覚醒の遺伝子のレビュー・感想・評価

TVアニメ、マジェスティックプリンスの劇場版をアマゾンプライムビデオで鑑賞。
良くも悪くもTV版の正統続編でした。

映画からの新設定とか、劇場版ならではの書き込まれた作画とかそういうのは一切なく、そのままマジェスティックプリンスでした。

なので新規ファンには分からないノリだと思います。旧シリーズのファンなら安心して見れるんじゃないでしょうか。

ちなみに自分はブランク明けすぎましたね、最後まであまりノレませんでした。
TVシリーズ終わってすぐにこの映画版やってればかなり満足できたと思うだけに残念。

とはいえ、久しぶりにチームラビッツの元気な様子を見れただけでも嬉しいですけどね。
個人的には映画ならではのテーマの深掘りなんかあるともっと良かったかなとは思います。

シリーズ初見です。平井久司のキャラクターデザインもあって冒頭のバトルからやたら既視感のある印象で、2000年頃のアニメかと思いました。吉田玲子監修の脚本が軽快で、説明台詞ばかりの昨今のアニメと一線を画し、キャラクターが生き生きしています。景気が良かった1980-90年代のSFアニメを彷彿とさせます。メカデザインがカラフルでファンタジー色が濃いので性能差が分かりづらく、キャラクターともメリハリを付けるためもっとベタなスーパーロボットか或いはリアルロボットの方が似合うと思いました。タイトルも違う気がしますし、帝一みたいなタイトルのせいで埋もれてしまっている気がします。

と思って急いで岡山に観に行ったら、遅れて地元・福山でも上映する
んじゃんか～

さてアニメ本編ですが。
テレビのスペシャル版みたいな感じでした。シリアス要素・コミカル
要素どちらもあって、やっぱりマジェプリだなぁとニヤリ。
それぞれ覚醒した機体もカッコよかったし、最後はチーム・ラビッツ
一丸となって敵：ディオルナを撃破するところには感動しました。
あとディオルナの怒涛のＦ言葉を、真っ赤になりながら必死に
通訳するテオーリア皇女がかわいい。

上映後のボイスドラマの、第１週目のが聴きたかったのだが劇場に
間に合わず残念...

TVシリーズのノリで楽しめました。劇場版になると新キャラの話しが多くなりがちですが、本作はTVシリーズのキャラ達の、いつものギャグが活き活きと描かれていたので、劇場版を見たという感じが無かったですね。もちろん良い意味でですよ。
しかしあの似顔絵は、誰が描いたんでしょうね。

お帰り、チームラビッツ！ストーリーは、忘れていましたが、始まってからスピード、ストーリー、メカ戦も堪能させていだだきました。面白かったの一言です！