心霊ドクターと消された記憶のレビュー・感想・評価

答え合わせしているかのように少しづつ話が繋がっていて面白い。

普段ホラー系は観ないのですが、あらすじを読んで気になったので。

ホラー要素もありますが、記憶をたどって物事の真相を探る内容は、嫌いじゃなかった。

ただ、幽霊の仕業ということでは説明が足りない部分もある気がしたので、ホラー要素はあるならあるで、もっとしっかりその方向に傾かせた方が良かったし(その場合は、多分観ない^^; )、逆にホラー無しにしても良かったのかな、とも思いました。

また、邦題は語弊があるような…??
『“心霊ドクター”と“消された”記憶』

(上手くまとまって、カッコイイ邦題のようで…ちょっと焦点がズレてる??)

( •́ㅿ•̀ )

この作品のジャンルは、ホラーミステリーなのだろう。

しかし、これほど幽霊の存在をはっきりストーリーの中心に置いたミステリーを観たことがない。
その潔さで、ミステリーのご都合主義の部分に説得力があり実に面白いストーリーに仕上がっている。

それでも、前半は、モンモンとした空気が流れ時折現れては消える少女に驚かされ話の展開がまったく読めない上質なミステリーの雰囲気に包まれる。

中盤からは、ホラー色が強くなるのと比例して真相が明らかになって怖いと言うより面白いストーリーに引き込まれる感じである。

ホラーの苦手な人でもこれは楽しめる作品ではないだろうか。

【賛否両論チェック】
賛：死者達からのサインに気づき、自身が失っていた記憶を辿って、驚愕かつ戦慄の真実を知っていく主人公の姿に、思わずハラハラさせられる。
否：急に驚かせる演出が多いので、ホラーが苦手な人には不向き。設定にもやや無理があるか。

　イメージとしては、ホラーとミステリーの中間といった感じでしょうか。壮絶な体験を機に、過去の記憶を忘れていた主人公が、その事件に関わった死者からのサインに気がつき、隠されていた真実に辿り着いていく様子は、恐怖の中にもミステリーのようなハラハラを感じさせてくれます。
　ただ、記憶が忘れ去られていた経緯にはあまり触れられないので、「記憶探偵と鍵のかかった少女」のような痛快感は、あまりないのもまた事実。それでも予想外の真実には、驚かされること必至です。
　演出はかなりホラーで、急に驚かされるホラー映画特有の場面も結構あります。なので、怖い映画が大丈夫な人にだけ、オススメしたい作品です。

心霊って言葉がタイトルに使われてるとはいえ、あそこまでオカルト色が強い作品だとは思わなかった。
作品の概要さえ うる覚えで観たのが かえって良かったとは思うが、中盤で真犯人は誰でもわかるストレートな展開なので、ミステリーっていうほどの出来ではないかな。
でもお化けの出現シーンは なかなか怖かった。
寝落ちすることなくラストまで観られたので 星3つ半！

生きてるのか死んでるのかわからない方がいます。
どうなのでしょう?

もうひとふんばりな映画です。

良い意味で「昼下がりのＴＶ洋画劇場」的な一本。

「衝撃のスペクター・ミステリー」との宣伝文句だが。
そんなに緊張せずに、肩肘張らずに楽しめる仕上がりになっているのが良かった。

宣伝通りにちゃんとびっくりドッキリもアリ。
過剰過ぎない配分も、観ていて疲れる事無く◎。
おまけに突っ込みどころもちゃんと用意してある上に、
（幽霊最強伝説！お前がやれよ最初から笑）
何よりも物語がブレずにちゃんと一本筋が通っているのが良かった。
近頃のこの手は、仕掛けに凝り過ぎてストーリーを突っ込みどころが上回ってしまう作品が多いので、余計にそう感じる。
やはり映画の肝は「物語」で、それに如何に観客を酔わせるかということなんだな。

名作・傑作の類ではないが、娯楽として十二分に楽しめる作品。

と褒めながら、そもそも…笑
と言いたくなるのが、面白い作品の証ということなんだろうな。

邦題、ネーミングのセンスがないだけじゃなくって、
タイトルで半分ネタバレしてるから、迷惑(~_~;)

映画そのものは、まずまず面白かった。
こりゃまだ二転三転あるなと思ってるとちゃんと二転三転あったり。
来るぞ来るぞ～と思っててもちゃんとドッキリさせてくれたり。

――まあ、怖い映画を観慣れた人には
甘っちょろく感じられるかもしれないけど。
音楽や効果音も「いかにも」だし。

よく考えるとおかしなところはいくつかあって、
詰めの甘さが惜しいけど、
深く考えなければよろし。

唐突に話が始まり、いきなり謎解きというか何があったかタネ明かしスタート、少しづつ記憶を取り戻し真実に近づいて…え〜っ！！主人公が捲き込まれた意味ないし、真実を明かす意味もないじゃん。