シング・ストリート 未来へのうたのレビュー・感想・評価
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世代ど真ん中
うーん。主人公たちがバッチリ同世代。
アイルランドのひもじさは出てるんだけど、下品な貧しい感じではなかった。家の中でも厚着してたり、黒い靴が買えなかったり。
歌もファッションも、世俗もロンドンに憧れていたあの頃の自分とかさなる。
また、あの子たちがブサイクでダサくって、可愛らしい。センスなさげにみえた子たちだがつくる歌は、オリジナルでなかなかいい。
The 青春!
CMの予告で絶対観たいと思った作品!
歌も内容も本当に気に入って2度映画館で観ました。
昔のアイルランドをうまく描いていて、その上俳優さんたちの自然な演技と青春が良く表されていたなと感じました。
歌だけでなく、家族関係や友達関係も全てまとまっていて、とても楽しめる作品だと思います!
どんな人とも、一緒にみたい!
歌は耳に残る曲ばかり、鑑賞後もノリノリな気分になります。
バンドのメンバーがかわいらしい!けれど、かっこよくみえたり、、
また、主人公とその家族の関係が丁寧に描かれていてとてもいいなぁと。
カッコイイ!
夏に見たのに感想書き忘れていた。
やはり、この監督の映画は好き!
前作も好きだけど、今回はオリジナル曲がとてもカッコイイ!思わずサントラ購入。
素朴な男の子たちが、バンドを通して大人へと向かう様子や、青春時代の恋心。
そして、音楽を通して生き抜いていく姿。
とても楽しめた。
ファッションも良かった!
周りに強くオススメしてます。
爽やかさと音楽
ジョンカーニーさんの作品の爽やかさが好き。
今作は素敵な音楽、少年達のひたむきさ、家族、愛…
観てよかった
2人の今後は心配だけどHappy End、でしょう。
今回もサウンドトラックがほしい!
良い作品に出会えてしあわせです。
あぁ。ジョンカーニーさんよ。
なんでこうもいい映画を出すのさ。
前作の"しあわせのうた"もとても良い映画で大好きなんです。
けど、今作はファッと超えてきた。
前半の恋をして、バンドを組んでいくあたりにとてもワクワクし。
あの、楽器全部弾ける奴!エイモン!あんな奴いたら楽しいだろうな、と。
彼がいなかったら話にならないけどもw
あとなにより兄の存在が一番。
後半の家族の離婚と優しく頼れる兄の感情。
中盤あたりからの曲作り、くらいからなんでこうも泣けてしまうのか。。。
なによりも、家族、そして兄弟の思い。
青春と音楽と恋愛ともどかしさが入り混じる。
堪らない。爽やかな感動が続いて。
帰路も思い出して、余韻が残ってスッと涙が出ました。
何もないわけじゃない。けど自分を変えたい。勇気と希望をくれた。
もうね、今年2016年No. 1です。
全ての音楽、映画ファンに見てほしい。
兄弟がいる人にもとてもオススメしたい。
ふとこれを見たあとに、
帰ろう。そして飯食おう。
兄弟に会って話をしようw
って思ってしまいます。
また素敵作品に出会えて感謝です。
音楽がくれるちから
とにかく音楽が素晴らしい。
観てだいぶ経つのではっきりと書けないけれど、悲しさが喜びってなに?
というような事を繰り返すところがセリフで一番心に響いた。
青春もので、音楽、バンド。
そして旅立ち。
書いていて恥ずかしくなるくらいベタなのだけれど、心は確実に踊りました。
とにかく出てくる音楽がいい!! 主人公が女の子を振り向かせるために...
とにかく出てくる音楽がいい!!
主人公が女の子を振り向かせるために書く歌詞や曲が内容とリンクしていて、心に入ってきます。
もちろん内容もとてもいいからこそ、音楽が映えて、いいものとなってます。
曲・歌すごくいい!
夫に連れられて行きました。
主人公とかが新人っていうのにびっくりした。
ほっぺが赤くて子供まるだしだけど、演技は自然だし歌がうまい!
ただ曲がかっこよすぎて、ちょっとできすぎ感があったかな。
素人レベルじゃないだろこれ、っていう。
登場人物の親がそろいもそろってろくでなしばかりで、親に恵まれなかった子供はかわいそうだなと思った。
兄妹3人の仲がよくて和んだし、そこは救いだった。
お兄さんがかっこよかったし、いい人で素敵だったな。
お兄さんも立ち直るといいな。
素敵な青春映画という感じでした。
はっぴーさっど
今監督の前回の映画がそこそこの感動モノだったので期待したのだが、期待値を上回るには一寸足りなかった。なぜならば、やはり『才能』で片付けてしまう漫画的進行のせいなのかな。
そもそも、どうやって素人がオリジナルで曲をかけるのか。コピーバンドを学生時代にやっていた身をしては、その才能とセンスをもっと具体的につまびらかにしてみせて欲しい欲求が抑えられない。しかも、80年代のスタイリッシュなミュージックシーンならば、それ以前の音楽よりも楽曲構成が複雑だからより高度な作曲法を駆使しなければと思うのだが。。。
いずれにせよ、音楽抜きにして、グレートブリテンのファンタジー物という意味合いではまぁまぁw
『モテタイ』と言う、人間というエンジン最大のガソリン。
世代的なものもあるが、自分の中で「ウォールフラワー」に並ぶ青春の傑作の一本。
子供が出来たら、いつか一緒に観たい「ダサく見えても、コレが最高にカッコ良かった時があるんだよ」と。
主人公と仲間たちのリアリズムも最高。
「ちょっと背伸びをしたい、でも何かが間違っている」あのむず痒いカッコ悪さが堪らなかった。
初めてジーンズを履いた時の事を思い出す。
「音楽」をいつもメインに据える監督だが、それも確かな作劇があるからこそのクオリティの高さなんだな、と実感した作品。
デュラン・デュランは本当に衝撃だったんだよ…
曲や個々の場面は良かった
80年代のバンドサウンドを再現した曲の数々がとても良くて、すぐにサントラがほしくなった。
登場するキャラクターもイイ感じだし、寂れた街やこじんまりとした港の風景など、個々のシーンはとても印象的で、笑えたり、泣けそうになったりしたが、ストーリー全体としては展開が駆け足に感じたせいか、感情移入しずらく、いまひとつ乗り切れなかった。
主人公が天才肌で、周りにはいろんな問題があるものの、好きなことに関しては基本的に上手くいってしまうので、ドラマ性が薄く盛り上がりに欠ける。
せっかく面白そうなバンドメンバーがいるのに、そこはほとんどスルーされて、悪く言えば主人公の恋を成就するためのコマにしか過ぎなかったのも残念。
青春を謳歌しようとしている若者たちへ
ジョン・カーニー監督の半自伝的映画となった本作は1980年代のダブリンを舞台にした青春音楽映画。前作「はじまりのうた」とは音楽を活かすという軸はぶれていないものの時代背景や人物像に関してはまるで正反対。だが、半自伝的という点からこの映画の描写が「はじまりのうた」や「ONCE ダブリンの街角で」につながっているのかと考えると決して見過ごせない映画となっている。
主役のコナーが親の都合で転校したのは荒れた学校。転校前と環境が180度逆転し順応できない彼に待っているのはいじめである。男らしくない者がいじめの対象になりやすいという若者ならではの差別化された社会で、どうやって音楽に目覚めたのかというのが最初のポイント。
音楽の楽しさを知ったコナーは人が変わったかのように外見から中身まで変化していく。これは捉え方によっては変化というより成長という方が正しいかもしれないが、若い世代で青春を謳歌しようとしている人たちに焦点を当てたからこそ成立しているものであり、見ているほうも感情移入しやすい。
音楽をするうえで仲間は必要不可欠な存在であり、コナーの変化に合わせるかのように集まってくる音楽仲間との楽曲製作から成る友情は青春を謳歌しているからこその賜物であるように感じられる。音楽を通して得られるものは何かというテーマを緻密に描けるジョン・カーニー監督の手腕がここに発揮されている。
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