劇場公開日 2017年5月6日

「【重厚なヒューマン・ミステリーであるが、そろそろ苦しいぞ降旗監督、と思った作品】」追憶 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【重厚なヒューマン・ミステリーであるが、そろそろ苦しいぞ降旗監督、と思った作品】

2019年11月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

幸せ

 1980年代から邦画の一翼を担ってきた、降旗康男監督と木村大作撮影のタッグ作、16作目。

 「駅 STATION」から始まり、「居酒屋兆治」で一世を風靡。その後、やや低迷するが「鉄道員(ぽっぽや)」が大ヒットした。その後、又低迷期に入るが、とにかくこのお二人は30年に亘り良質な邦画を世に出して来た。

 低迷する邦画を支えてきた、お二人には敬意を表するしかない。

 が、今作もそうだが降旗監督の傾向として”人間の生き様”を描く際にどうしても重いトーンになってしまう。1,2作であれば良いが何作も続くと正直飽きる。(すいません)

 今作以降、お二人のタッグ作は公開されていない。木村大作は自らメガホンを取るようになった・・・。

<2017年5月6日 劇場にて鑑賞>

NOBU