劇場公開日 2018年4月27日

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「憤りしかありません。」アベンジャーズ インフィニティ・ウォー とも。さんの映画レビュー(感想・評価)

0.5憤りしかありません。

2018年4月30日
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前情報では『インフィニティ・ウォーpart1/part2』としていたものを『インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ4』という二つの作品に分けたということで、今作は単体で楽しめる作りになるものとばかり思っていました。
結果として、その期待は裏切られました。

ストーリー前半のヒーロー集めの展開の冗長さ、ラグナロクを経たソーが新たな武器を求める違和感、酷い弱体化をするヴィジョン、細切れに切り替わるシーン、サノスの内面描写の中途半端さなど、納得のいかない部分が数多くあります。
加えて、ED後の映像は「酷い惨状になりましたが、キャプテンマーベルがキーになり、次回作で盛り返します!次回作も観てね!」と言わんばかりのもので、今作単体での収束を諦め、開き直ったものとしか映りませんでした。
あの映像にニヤリとしたりワクワクするという方もいらっしゃるのでしょうが、内輪受けでしかなく、MCU初見の方には何がなんだかさっぱりでしょう。

『過去のMCU作品を観ていなければ完全に楽しめない作品』に価値はあるのでしょうか。
『インフィニティ・ウォー』と題した作品がこうした完成度で良いのでしょうか。
それとも、MCU作品は手放しで褒めなければならないのでしょうか。

本作のレビューが好意的なものばかりなことに違和感を覚えてなりません。
作りとしてはDCEU作品(『BvS』や『ジャスティスリーグ』)と並ぶ手荒いものだったと思います。
DCEUは貶めてMCUは褒めるという図式があるのでしょうか。

少なくとも、今作を観終えた私が映画館をあとにする際の心境は、厳しいものでした。

これまで応援し、楽しんできたMCUです。
『インフィニティ・ウォー』には凄く期待していただけに、期待を裏切られた悲壮感は想像を絶するものでした。

ともハンクス。
ともハンクス。さんのコメント
2019年8月26日

それは大変失礼しました。
悪意をもってコメントされる方がいらっしゃいましたので、つい攻撃的なコメントをしてしまいました。
お気を悪くさせてしまいましたら大変申し訳ありません。

好きな作品、苦手な作品、嫌いな作品、みなさんそれぞれありますね。

ともハンクス。
FUCTさんのコメント
2019年8月24日

ミスです、貴方を否定的にです。

FUCT
FUCTさんのコメント
2019年8月24日

あ、わざわざ長文ありがとうございますー。
ただ、貴方のいいねをしているMCUの作品が少なくて
あぁ、この人DCの方が好きなんだなぁーって思っただけです。
しかし、別に私のコメントはあだ名を否定的に言ってる訳でなく率直に思っただけなのに、民度が低いなど何も言われないなど意味がわからないです。
とりあえず謎。
以上。
ありがとうごさいましたー。

FUCT
ともハンクス。さんのコメント
2019年5月29日

未だにこのレビューに反論orレッテル貼りを行う方がいらっしゃることに驚きを隠せません。

本作品についての映画comにおけるレビュー評価の平均は4.1と充分に高いものです。
私のように不満を持つ方は少数派と言っても差し支えがないでしょう。

何度でも言いますが、私はMCUのファンです。DCEUのファンでもありますが、アメコミ映画は相対的に大好きな人間です。

ヒーロー映画には、それぞれのヒーローのオリジンや葛藤、そして答えが提示されるものが数多くあります。そのいずれもが魅力に溢れ、代えの効かない素晴らしい作品の数々です。

そうした作品を愛している中で、本作品に関するレビューが0.5となったことは、大変残念でなりません。

しかし、このレビューに反論orレッテル貼りをされたところで私の本作品への評価は向上しませんので、時間の浪費だと思います。

特にMCUのファンの間ではDCEUファンに謂れのない噛みつきをする方が散見され、民度が低いと言われています。
同ユニバースのファンとして、あなた方の行為は何も生まないものであることを知っていただきたい。

どのように謗られようとも、私の本作品への評価は0.5です。

ともハンクス。
ともハンクス。さんのコメント
2019年5月29日

FUCTさん、コメントありがとうございます。

DCが好きなことは否定しませんが、MCUも大好きなユニバースです。
大切なユニバースだからこそ、不満を持った作品について不満点を書かせていただいておりますので、そのご指摘には当たらず、大変に不本意です。

とても良い作品に出会えた時にはあまりレビューを書く癖がありませんので、私が低評価をつけている映画たちをご覧になっておっしゃったことかと思います。

そのように他者を決めつけて溜飲を下げられることは大変に気持ちの良いことかと思います。

ですが、そのような姿勢でレビューにコメントを残されることは、一MCUファンとして、同ユニバースのファンの民度が低いと思われることに繋がりかねないと思いますので、改められた方がよろしいですよ。

決して、MCUについてプラスには働きませんよ。

ともハンクス。
FUCTさんのコメント
2019年5月28日

まぁ、ただDCが好きでMCUはそこまでって感じの人なんやな。

FUCT
ともハンクス。さんのコメント
2018年5月4日

ゆうきさん、再びコメントありがとうございます。

レビューは人それぞれです。
好評する人もいますし、酷評する人もいるでしょう。酷評は許されないとお考えならば、そもそもゆうきさんがこのレビューのシステムに合っていないと言わざるを得ません。

そして、私は「レビューが好意的なものばかりであることに」違和感を覚えており、「高評価している人に」違和感を覚えてはおりません。
主語を間違えば、私の真意はそこにはありません。

私はゆうきさんが本作を好評することを尊重しています。ゆうきさんも、私が本作を酷評することを尊重していただけますと幸いです。

ともハンクス。
ゆうきさんのコメント
2018年5月4日

うーん、まあ、人それぞれですよね、人それぞれ…
高評価してる人に違和感覚える、ですか…

ゆうき
ともハンクス。さんのコメント
2018年5月4日

ゆうきさん、コメントありがとうございます。

間違えないでいただきたいのは、これまでのMCU作品の全てを観ていて、概ねの作品は好きです。
私はMCUのファンなのです。
その上で「憤りしかない」という感想を抱くのすら許されないのでしょうか。
観る観ないは私の判断ですから、私自身に決定権をいただけると助かります。

ともハンクス。
ゆうきさんのコメント
2018年5月4日

憤りだけでしたか…
だとしたらマーベルは合ってないと思います、
個人的な思いとしては、誰も得しないので、今後の作品はもう見ない方がいいかと…

ゆうき
ともハンクス。さんのコメント
2018年5月2日

〈追記〉
少なくないコメントをいただくことができました。ありがとうございました。

そして、感謝申し上げると共にここに添え書きたいと思います。

上記レビューは無名の人間の文字通りの感想です。
私が星0.5と評価し如何なる文章で本作を批判しようと、本作が好きで楽しみ、星を幾つもつけた方々の立場は揺るぎません。
本作を楽しめた方々も、本作を楽しめなかった私を含めた方々も、どちらが悪いということはないはずです。
さらにはっきり申し上げて、私は少数派の人間なのです。
私を罵り「あなたの評価は不当だ」とか「あなたの評価は不快だ」とコメントを寄せられたところで、私の感想に変化は起こり得ませんし、コメントを寄せられた方々がさらにご不快に感じられるだけだと思います。

そういった感想を持つ人間もいる。
価値観が違う人間もいるんだ。
と、人間の多様性を実感できる存在として頭の片隅にでも置いておいてください。

どのように罵られようとも、
本作への私の評価は星0.5です。

ともハンクス。
ともハンクス。さんのコメント
2018年5月2日

マッドサイエンティストさん、コメントありがとうございます。

まず、ご不快な気持ちにさせてしまいましたことを謝罪します。申し訳ありません。

しかし、“星が低すぎることで嫌な気持ちをする人がいる”という点については、申し訳ありませんが同意しかねます。
システム上、星は0.5から5までつけられるものですから、如何様な星をつけたところで、それは個々人の自由だと考えます。
間違っていたら重ねて謝罪しますが、「不快感を覚えるから低すぎる星はつけないで」という真意があるのであれば、それは言論統制にも等しいと思います。

私は、評論とレビューは違うと考えます。
評論とは、各映画作品について良いところも悪いところも合わせて評価し、まだ観ていない人が観たくなるような論説をしなければならないものだと思います。
対してレビューとは、映画を観た個々人の感想であると思います。感想は個々人の自由です。自由ですから、好評しようが酷評しようが誰に咎められるものではないと思います。

私が「好意的なレビューばかりであることに違和感を覚えてなりません」と書いたことも、私の肌感覚における感想に他ならず、それについてマッドサイエンティストさんが不快感を覚えたとしても、「そんな酷評レビューは書かないで」と言われなければならない謂れはない、と考えます。

厳しい口調になってしまいました。
マッドサイエンティストさんや他の方々が本作を「面白い」と感じられたことを否定するような文章になってしまっているのは、ひとえに私の文章力の至らなさに起因するものです。
重ねて謝罪します。申し訳ありません。

しかし、私はあなたがたのレビューもコメントも尊重いたします。どうか、私の拙いレビューも温かい気持ちで尊重頂ければと思います。

ともハンクス。
2018年5月2日

私はあなたのレビューを見て思ったことがあります。
私はDCEUよりもMCUが好きであることをまず断っておきます。
私は映画のレビューとは公平であるべきだと思います。誰しもそれぞれの気持ちで映画を見て、別々のレビューを書きます。星もそれぞれつけていいと思いますが、公共の場である場所で星が低すぎたりするのは作品にも私たちレビューする側も嫌な気持ちがする人がいると思います。
私も今回の作品は不明な点がいくつかありました。そして、過去の作品を見ていない人たちには、DCEUと比べると難しいかもしれないと思います。しかし、MCUもDCEUもそれぞれの良さがあると思っています。私はMCUを今までの作品全てを含めて一つの作品で制作していると考えています。
個人的な意見としてみてください。
あなたの意見を見ると、映画のビューワーとしての力を利用して作品の製作者側やファンの方を不快にさせています。私はどの映画を見ても作品の評価を下げることや、貶すだけのようなことはしません。どの映画にも良いところがあり、悪いところがあります。それを見つけて公平にレビューするのが我々であるべきです。
長文でさらに酷い内容ですいません。

マッドサイエンティスト
ともハンクス。さんのコメント
2018年5月1日

宮さん さん、コメントありがとうございます。

MCU作品として持て囃されることは理解しておりますし、製作陣や出演している俳優陣が成熟していますから、多くの方に受ける作品を生み出すノウハウが培われているのでしょう。本作も魅力に溢れていますから、無理もないことだと思います。

ただ、宮さん さんのおっしゃるように微妙に感じました。
同意いただくことができて大変嬉しいです。

ともハンクス。
宮さんさんのコメント
2018年5月1日

映画として単体でみると今回は微妙でしたもんね。

一通りレビューをみて来ましたが、とも。さんのようなレビューが一番あってます。

宮さん
ともハンクス。さんのコメント
2018年5月1日

三白流星さん、コメントありがとうございます。

やはり感想は人それぞれですよね。
星0.5程度の人と星4以上の人は同時に存在して然るべきだと思います。

ともハンクス。
三白流星さんのコメント
2018年5月1日

映画が終わって、出て行く人達の雰囲気からして、面白かった、満足したと言う雰囲気はなかったですね。星0.5は同感です。

三白流星
ともハンクス。さんのコメント
2018年5月1日

不躾なご解答ありがとうございます。

ヴィジョンが不意討ちで致命傷を負ったこと。
『ラグナロク』での出来事も心得ております。

かなりの準備期間をかけて莫大な予算を注ぎ込めば素晴らしい作品ができるとお考えならば、その考えは改められるべきだと思います。
現に私は本作が素晴らしい作品だと思えません。あなたの言葉と私の存在が論理矛盾しています。
「面白いと思う人が大勢だから面白いんだ」という強弁は無茶という他ありません。

映画に関する感想は人それぞれです。
わたしが星0.5しかつけていないからといって、「正しい評価ができていない」と罵られる謂れはありません。

他者を見下し、馬鹿にするその姿勢は改められるべきかと思います。
そういった姿勢でレビューにコメントをつける行為は他者を傷つけることになりますので、今一度ご自身のコメントを省みて、猛省してください。

ともハンクス。
ありーでさんのコメント
2018年4月30日

ビジョンは不意打ち受けたの覚えてます?
あとソーは今までハンマーからしか雷は出せず、ハンマーこそが雷をだすものだと勘違いしてたという話がラグナロクです。そこでハンマーを失うことで雷神としての自分の力に目覚めたので武器を求めるのは普通に考えてありかと。もう少しちゃんと見ましょう。

でも過去にMCUを見たことない人は完全に無視されているという点については同感です。でもレビューが好意的なものばっかりなのはMCUを見たことある人に焦点を当てた結果MCU好きを沸かせたということになるので当たり前のことに感じます。何より制作側は、頑張ったが初見の人たちに理解させることができなかった。というより、最初からファンだけに焦点を絞ろう。という考えを持っていたんじゃないかということは映画を見れば明らかに感じます。批判もぜんぜんありだと思いますがそこは頭に入れておいてください。

あと、ここまでかなりの準備期間を経てなおかつ莫大な予算もかけてきましたし、おもしろいという人もかなり多い映画です。そこに☆0.5、、☆1〜2すらつけないとなると、あなたがMCUに期待した分残念に感じたというところに引っ張られて、好意的なレビューを書いている人よりもさらにこの映画単体としての正しい評価ができていないように感じたんだお。

ありーで
ともハンクス。さんのコメント
2018年4月30日

丁寧なご解答ありがとうございます。

“一度サノスに負けたため、武器を求める”という図式は既に理解しています。
ただ、「ムジョルニアを失ったものの、武器に頼ることなく自身の力を覚醒させ、最強の姉と渡り合うソー」にカタルシスがあったラグナロクの直後の物語でありながら、すぐに新しい武器を求める展開にどうしても違和感は拭えません。

また、ヴィジョンの弱体化の理由が分子密度操作に妨害されない件により急所を刺されたものであることも了解していますが、迫り来る脅威に対するためにヴィジョンが生み出されたアベンジャーズ2の展開や活躍に対して、本作のヴィジョンが足手まといになってしまっている演出が丁寧だとはとても思えません。

上記の双方とも、今作の物語の都合上、そのように描かざるを得なかったように見えたので、やはり納得はできません。

貴重なお話をいただきありがとうございました。
長文失礼いたしました。

ともハンクス。
Uratronさんのコメント
2018年4月30日

DCEUは初見の人にも入りやすいようにできる限り他作との繋がりを持たせないように意識して作られているようですが、それと比べるとMCUは過去作を観ていることがある程度前提の作品が確かに多いですね。
ただ、これだけのキャラクターを一本の映画内で丁寧に説明するにはあまりにも時間が足りないので、しょうがない気がします。なによりもう何年も何本も続いてきたシリーズですし、アベンジャーズも3本目です。そもそも他のナンバリングしてある映画でも「3」だけ観る人と前作を観ている人では面白さは変わると思いますよ。続編である以上初見の人が「完全」に楽しめる作品はそうそう無いと思います。

ちなみに、いくつかの疑問に対する僕なりの考えですが、
・ソーが武器を作る理由は、映画の冒頭でサノスにすでに負けているからではないでしょうか。サノスを倒す武器がいると言っていますし。
・ヴィジョンの弱体化ですが、サノスの部下コーヴァス・グレイヴの持つ剣?に刺されているからではないでしょうか。分子密度の操作ができるヴィジョンなので密度を操作できたはずですが、あの剣が特殊なのか劇中でもそのようなことを言っていましたし。
・最後のポストクレジットシーンですが、僕は絶望的な状況への「救い」だと思います。まぁこれはキャプテン・マーベル自体を知っていないといけませんが。

長文失礼しました。

Uratron
Akiさんのコメント
2018年4月30日

>『過去のMCU作品を観ていなければ完全に楽しめない作品』に価値はあるのでしょうか。
>『インフィニティ・ウォー』と題した作品がこうした完成度で良いのでしょうか。
>それとも、MCU作品は手放しで褒めなければならないのでしょうか。
>
>本作のレビューが好意的なものばかりなことに違和感を覚えてなりません。

全く同意見です。

Aki