少女（2016）のレビュー・感想・評価

原作未読。

登場人物や見せ方はミステリアスだけどサスペンスでもミステリーでもなく、人の繋がり、因果応報 、友情をみせるドラマ。

あまりにも都合の良い小さな輪で、繋がりが読めてしまうけれど、それはそれで安心感や救われる様な気分にさせてくれる。

さすが・・・本田翼☆ Good Jobでした。

全体の印象としては、湊かなえ作品の中ではソフトな内容であったと思う。17歳の目線として構成されているが、どの年代にも通じる「危うさ」のようなものが闇の綱渡りというキーワードでビシビシと五感に伝わってきました。ただ終わった頃には前向きになれました。

原作は、湊かなりサスペンス的な展開で、皆かなえらしさを感じて読みました。
思春期の少女の闇に潜む赤裸々な感情や死への陶酔を描こうとして、映画のストーリーは面白かった。
ただ、本田翼も山本美月も好きな女優だけど、高校生役としては無理があり、リアル感を欠いたのが痛かったかな…。

カタルシスの持っていき先がありすぎて中途半端。

私の好きなミステリー・サスペンス、そして何より原作は『湊かなえさん』

予告を見て、ずっと楽しみにしてましたo(*^▽^*)o

実際観たら、思ってたよりサスペンス・ミステリー要素が薄い( ´ ･ω･ ` )

前半は(・・?？？
後半になっていくにつれて、引き込まれていきます。

劇中でよく耳にした「因果応報」
終わってみれば、まさに「因果応報」

でもやっぱり、なんか物足りなかった(´`:)

内容はまあまあ普通に面白かった

後半は結構笑ってたけど
前半までの垣間見せる由紀の笑顔がたまらなかった

吾郎ちゃん以外
ほとんどクズしか出てこないじゃん笑

世の中のあらゆる闇が1つにまとまってる感じだから、言ってみれば長い間観るのはなかなかしんどくて時間はかなり長く感じた

本田翼と山本美月はあの難しい役を良くやり抜いたなと思うし
また新しい本田翼の顔が見れてこれからの本田翼がより楽しみになった

インパクト大な予告編に公開を待ちわびてました！

人間の嫌な部分をえぐりなぞるような生々しい話を・・・

と想像していましたが、そこまでではありませんでした。

本田翼ちゃんが新境地？な演技でしたが、

クライマックス以降のなんじゃそりゃな展開に

ちょっと・・・

ね？（笑）

面白かったですね。
あまり、宣伝やレビューなどの事前情報に惑わされないのが良いかも。

因果応報、でストーリーは進みます。
10代の頃の学校、家、が全てという、狭い世界から飛び出せない閉塞感と、純粋さゆえの潔癖さと、大人のやり方を手に入れた子どもの残酷さと、生きるということへの実感と執着のなさ
そういった危うい部分がつまった作品でした。
女子校育ちの私は共感する場面が多かったですが、よく分からない、という人も多いかも…
あと予告を観て劇場に行った方は印象が違ったかもしれません。
原作は未読ですが、映画の色味やカトリックっぽい学校の雰囲気は原作に漂う空気感なのですかね？とても素敵でした。

味わって観ることができました⤴

観る前に他人のレビューなんか読まなければ、もっと純粋に楽しめたかも…。

内容はおもしろいんだけど
リアリティがあんまりなくて
女子高生に見えないし演技も微妙だしで入り込めない
わざとそういう演出なのかもしれないけどもうちょっと自然な感じを出してほしかった
山本美月ちゃんはとてもかわいかった女子高生にみえた

湊かなえさんの作品ということでミステリー要素やラストのびっくりするような展開がある映画なのかな、と思っていましたが「少女」を見て1番印象に残ったのは敦子と由紀の友情が感じられるシーンです。ミステリー映画というより青春映画に近い感じかなと私は思いました。でもこの映画は見る人によっていろいろな見方があり、違った感想を持つのかと思います。青春映画と言いましたがしっかり湊かなえさんの原作に沿った毒の要素もあり、ラストを見た時もう１度見たくなりました。

おつきあいで観に行き、暗い映画は苦手。最初は、寝そうだった。。途中からどんどんはまっていき、ラストは、元気をもらいました。シュールで完璧なハッピーエンドじゃないけど、きれいな映像と各処に、ちりばめられたこだわりが興味深く、クスって笑える部分もありました。SMAPのゴローさん、いい味出してます。

先行上映会で見る。いやぁ翼＆美月、監督が
綺麗だわぁ(^_^;)

最初から最後まで、寝ずに観れた。

きちんと伏線やらふって、きちんと終わらせた
のは凄い。ただある少女の自殺は自分の犯した
罪の償いじゃないよなぁ(^_^;)

もう一回観よう。

主演のふたりとも、おとな、やはり少女には見えなくて見えなくて、しかし後半山本美月ちゃんは少女に見えてきた。

女性が作った作品だと感じたカットがなんカットもあり素敵だった。

しかし、ふたりの存在自体現実味がなくてグロテスクさがなかった。画面のトーンを落として雰囲気を作らないと、ふたりが明るい場所で最後話すシーンは安っぽく見えた。