劇場公開日 2016年9月22日

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「前半5点、後半3点」真田十勇士 ジョーカーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0前半5点、後半3点

2016年9月14日
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鑑賞方法:試写会

あまり期待はしないで鑑賞したのですが、大当たりでした!
特に最初の15分は鳥肌が立つほどでした。

まず、中村勘九郎さん演じる猿飛佐助。
キャラが全くブレないのは本当に演技力。

悲しいシーンやふざけたシーンがありますが、猿飛佐助はキャラが一貫されていました。すごいです。
また、最後に真田幸村がやられてしまうシーン。本来なら恥ずかしいようなシーンになりがちですが、これもまた演技力、あとは堤監督の演出と雨、のおかげでいいシーンとなっていました。素晴らしいですね!

そして特別出演の松平健さん。
松平健さんは家康役で、時代劇では度々登場する役柄ですが、台詞の少ない中で存在感がとてもある、いい味を出していたと思う。

あとはやはり永山さんです。一人二役を見事やってのけました。
大竹しのぶさんの演技もいい味を出していた。

ストーリーに関して
ラストではすごいラストだなと思いましたが、それを覆す衝撃のラストがありました。
エンドロールでのマンガのようなものも楽しいです。

この映画を観て、堤監督のすごさを痛感させられます。演出はだいたい同じ感じもしますが笑
いかにカッコよく見せるか、よくできてると思います。

こうき