劇場公開日 2016年8月11日

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「面白いというよりついていけないところが多い。」X-MEN:アポカリプス Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5面白いというよりついていけないところが多い。

2017年12月18日
PCから投稿

時系列的には『ファースト・ジェネレーション』の次が前作の『フューチャー&パスト』、本作がその後という設定。

前作の『フューチャー&パスト』はスピンオフ感がすごかったので、本作が正式な『ファースト・ジェネレーション』の続編という印象です。

『ファースト・ジェネレーション』はシリーズの中でも異色作で、これだけ奇才マシュー・ヴォーン監督(『キックアス』『キングスマン』等)が監督していて、今のところシリーズ最高傑作だと思います。

もしシリーズをまったく見ていないという人がいたら、これを見る前に『ファースト・ジェネレーション』だけは見た方がいいと思います。

そして、本作ですが、いつものとおりブライアン・シンガー監督。VFXはすごかったけれど、内容は普通かな?

シリーズ全部から、キャラクター等いろいろ持って来て入れてははいるけれど、微妙に違っているような気がして、乗れなかった。

いつものとおり、ちょっとだけどストライカー大佐とウルバリンが出てきた。

ネタばれしちゃうと、この続きは『デッドプール』見てね、という雰囲気だった。

でも、なんだか少し違う感じ。

プロフェッサーXがスキンヘッドになった訳がわかるということだったけど、あまりよくわからなかった。(結局アポカリプスのハゲが移ったということなのかな?)

最近のX-MENシリーズは割と自由で、続いているようで、続いてない。

続いている時も続きの部分はさっと省略して新しい話みたいになる。

キャラが変わったり、死んだはずなのに生き返ったりする。

だから、逆に他の作品を見ていたりすると、面白いというよりついていけないところが多い。

もしかしたら真面目に作っているパロディー映画なのかもしれない。

Push6700