劇場公開日 2016年3月19日

「レビューやフライヤーで見始めるリスク。」背徳の王宮 mark108helloさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0レビューやフライヤーで見始めるリスク。

2021年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

驚いた!見始める前のこの作品に対する印象は昔の韓国の王朝に現れた無慈悲な暴君の単純なエログロ描写主体の3流B級映画を想像していた。しかし実態はそこが主ではなく、その暴君の精神描写を中心とする内面表現やその暴君に取り入った親子の物語、そしてその暴君に復讐を誓うひとりの女性に恋をするその息子の関係が一つのテーマに沿って誠に見事に整理された映画となっている。暴君の酒池肉林と残虐な家臣や国民に対する激しい暴力描写に低俗な期待をもって臨むと肩透かしを食う。全体としてはもっと評価を高くしてもいいがやはり性的描写や暴力的な描写(史実なのであろうが)の関係でこの星数とする。

mark108hello