劇場公開日 2016年1月23日

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「オジサマの顔と後ろ姿ばかりが映っている」サウルの息子 いもりりさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5オジサマの顔と後ろ姿ばかりが映っている

2017年7月15日
PCから投稿

寝られる

ゲームならTPSというか、三人称視点での描写が多い。
それ以外でも、技巧的な描写のオンパレード。
個人的には観づらいだけだった。

話の内容も合わなかった。

「極限状態の中ではある種の狂気に駆り立てられる」的なストーリーだが、
分かったふりはできるけど、現実的なものとして頭に入ってこない。

「心が枯れすぎて、もはや無感情で同胞の死体を処理している」
というような話が当然の前提になっている。
漫画やゲームではよくある描写だし理屈は分かるけど
それって本当に、リアルに腑に落ちる感情ですか?と。

「確かに感情も押し殺すしかないよね、わかる…」と実感させるには、
色々と描写が足りないと思った。

ロールプレイが好きな人向けというか、架空の世界にスっと入り込めるタイプの人向け。
ゲームチックな映画

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