ニューヨーク 眺めのいい部屋売りますのレビュー・感想・評価
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ぐるぐる回ってまた元の場所へ。
「ラビング 愛という名前のふたり」が熟年になった感じか
橋を眺めて
エンディング曲が合うてる
have i told you lately van morrison
ブルックリンと犬のドロシー10歳
リリーが怒るのは分かる気がする
エレベーターなしはつらい
初老の夫婦(モーガン・フリーマンとダイアン・キートン)はアパートの五階に長年住んできたが、エレベーターがないため売って引っ越すことを考える。
不動産をやっている姪に頼み、内覧会にこぎつける。
やってきたいろんな人たちには、ちょっとしたドラマが用意されている。
夫婦に必要なものはなんでしょうか?
エクセレント!
M・フリーマン&D・キートン共演とあらば、観なくっちゃ!
老夫婦の今のストーリーの間に時々出てくる、若き日の回想シーンが
これまたよかったですね。黒人と白人の結婚があまりなかった時代の設定で。子が出来なかったことなど、色ーんな事を経た40年の部屋。
エレベーターなしの5階はきついよね。買ったときは何とも思わなかったことが、年老いたことで分かることもある。
姪のリリー役のシンシアが、「以下にもやり手の不動産屋」って感じがナイス ( ̄一* ̄)b。お久しぶりですね。
心がほっと温かくなる作品でした。
ニューヨーク
ダイアン・キートンはやっぱりニューヨークが似合います。モーガン・フリーマンとの夫婦役も、意外性があって良かったです。
フィルムから爽やかなニューヨークの風が、私のマンションにも舞い込んできたようです。
見ていて幸せな気分になれる夫婦愛でした
結末に微妙に納得できない部分はあったものの、基本的には素敵な映画、いや素敵な夫婦だったと思いました。
こんな熟年夫婦に憧れますね~。
どうやったら40年経ってもこんな夫婦でいれるのだろうか・・・。
でも時々織り込まれる回想シーンが秀逸でしたので、それを見れば物凄く納得、若い頃のアレックスとルースを演じた2人がまたいい雰囲気を醸し出しているんですよねぇ。
メインの部分はやや雑さが目立ったものの、夫婦の愛についてはとても丁寧に描かれていたので、まあおかげで何となくいい映画を見た気分には浸れました、返す返すも結末には微妙に納得はしてないんですけど。
しかしニューヨークの不動産事情って、ホント複雑なんですね~、と言うか、めんどくさい・・・。
日本の方が分かり易くてよっぽどいいな。
これだと部屋を売るのも部屋を買うのも何かギャンブルみたいで、気が休まらない、でも生まれた時からこれならニューヨーカーにはこれが自然なんでしょうか。
まあとりあえず、部屋の売買にこんなやり取りがあるんだと知れただけでも見る価値はあった映画でした。
それにしてもエレベーター無しで5階かぁ、普通にキツイ。
しかもアレックスとルースの老夫婦では(ワンちゃんもキツそうでしたし)、尚更ねぇ。
いくら眺めのいい部屋でも私ならパス。
そんな部屋の内覧会に多数の人が押し寄せていたのが結構意外、でもそこでのやり取りは面白かったなぁ、特にあの愛くるしい少女が抜群の存在感を放っていましたね、もう少し彼女の見せ場を作ったら尚良かったような。
しかしシンシア・ニクソンが演じた姪のリリーが煩かったなぁ、凄腕のエージェント感は半端じゃなかったけど、やっぱり部屋は自分の感性で選びたいですよね、とは言えお金は大事なので金銭面では頼りになりそうでしたけど。
ワンちゃんの医療費とか、いろいろと金銭面が現実的に描かれていたのはリアリティがあって良かったと思いました。
まあでも、この映画は何と言ってもモーガン・フリーマンとダイアン・キートンの味のある演技、そして様々なことを乗り越えてきた夫婦の深い愛、それに尽きますね、ラストの風景美と音楽もたまらなく良かった!
「眺め」とは、若い人がみるべきなのだろう。
映画「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」
(リチャード・ロンクレイン監督)から。
ニューヨークのアパート最上階に住む主人公の老夫婦。
エレベータがないため、辛くなってきたのを妻が気遣い、
売りに出すことにしたのだが、どうしても名残惜しい。
そんな自分を納得させるために、
夫役のモーガン・フリーマンが呟くシーンがある。
「どんなにバカらしくみえても、我が家以上の眺めはない。
だがおそらく、必要な眺めは見尽くした。
『眺め』とは、若い人がみるべきなのだろう」と。
画家の役らしい台詞だな、とメモをした。
自分たち夫婦は、結婚当初から40年この景色を眺めてきた。
2人の想い出がつまった風景は、何事にも変えがたい。
しかしこの素晴らしい眺めを、自分たちだけで楽しむには
もう充分、歳を重ねてきた。
ここらで、この「眺め」を若い人たちに譲ろう・・
そして、何かに気付き、前に進んで欲しい、
そんな気持ちが伝わってくる台詞であった気がする。
いつまでも「特等席」を独り占めするのではなく、
この素晴らしい環境を、次の世代に繋げたいと感じる、
その懐の広さが気に入った。
久しぶりに、ホッとさせられる作品であったなぁ。
小説ならばまだいいけど
映画だからねー、不便だから売ると始まったのに、二人の関係が深まっただけでした
ニューヨークの景色はよかったが
せめてラストシーンで同じアパートの二階に越して欲しがった
夫婦も家も、年を重ねて見えるものがある。
特に派手なシーンがあるわけでなく
刺激的な描写があるわけでなく
しかも見せ場があるわけでもない。
40年間暮らしたアパートを売ろうとする老夫婦を淡々と描いた作品。
それでも作品の世界観に引き込まれてしまったのは、
きっと主演俳優の演技力の高さのおかげだと思う。
夫婦でのんびり、寛ぎながら観るのにとても良い映画。
惚れ込んだの?ホントに?
モーガン・フリーマン、ダイアン・キートンが惚れ込んだ小説に自ら出演して映画化。山場はないです。緩やかな始まりと終わり。面白いか?僕は面白くはなかった。
敵がいない映画は、ちとつまらんな。
終の棲家と夫婦の人生・・・って程でもない。
ニューヨークはブルックリンのアパートメントに住む夫婦が、階段だけでエレベーターもない、ただ愛着だけはある40年住んだその家を売るのだという。そして夫婦の「家を売る」「新たな家を探す」という小さな旅の一日を映画は見守っていく。
かねがね「家」はそのまま「人生」に翻訳されることがある。家を売ること、家を手に入れること、それらが人生に通じるのは容易に理解できる。
しかしこの映画が問題なのは、「家を売る」ということがそれ以上の何のメタファーにも通じず、老年期に差し掛かり人生を変える時期を迎えた夫婦の人生に一向に深く入り込んでいかないことだ。その代わりに、なぜか近隣で起きたテロ騒動と、愛犬のヘルニア手術、そして夫婦の過去の回想という3つのエピソードを重ねて描写し、4つの物語が何の関連もなく進んでいく。そしてそのいずれも書き込みが乱暴で粗雑なのだ。まるで退屈な文章で殴り書きされた誰かの日記のようで何も得るところがない。そうして結局夫婦が下した結論に、シンシア・ニクソン演じる姪の不動産ブローカーが怒って「Fワード」を浴びせかけるが、正直観ているこっちも全く同じ気持ちだった。夫婦は「一日中散々連れまわされた」と言うが、そんな夫婦を散々見せられた挙句の結末がこれか?!と、こちらだって意地悪の一つも言いたくなる。
ニューヨークの街をダイアン・キートンが闊歩するのは嬉しい。やっぱり彼女にはニューヨークの街が良く似合うし、知的なイメージのあるキートンとフリーマンがニューヨークにいる光景は実に心地よい。逆に言うと、キートンとフリーマンとニューヨークという役者を揃えておきながら、ここまで凡庸にしか出来なかった罪は大きい。ただシンシア・ニクソンだけは痛快なくらいに良かった。喜劇センスも抜群の彼女だけに、映画のリズム感やテンポを自在に操り一気に盛り上げる。登場するたびに画面が活気づくし、ストーリーに熱い血液がめぐるような感じがした。
歳をとるにも「コスト」なんだよね。
世界の大都市である、Tokyo,Japn の物価の高さは、飛び抜けていますね。
過去のランキングでは常にトップだったようです。
当然のごとくニューヨークも、やっぱり「お高い」
世界を代表する大都市の一つだから、それも仕方ないかもしれませんが。
本作に登場する老夫婦。
モーガン・フリーマンとダイアン・キートンが演じる、アレックスとルースの熟年ご夫妻。
この二人は、大都会のアパートメントに、40年間暮らしてきました。
部屋は5階建ビルの最上階にあります。
眺めは最高。
ニューヨーク、ブルックリンの街を、独り占めできるような展望です。
夫のアレックスは、そんな部屋をアトリエにして絵を描いている画家です。
アレックスは毎朝、愛犬のドロシーと散歩に出かけます。
このドロシーとも長い付き合いです。ペットというより、もはや家族以上の存在。
散歩の途中でコーヒーショップへ立ち寄り、二人分のコーヒーを持ち帰るのが日課になっています。
アレックスとドロシーは、ふたりして朝の散歩を終えて自宅に帰ってきました。
アレックスの片手にはドロシーのストラップ。もう一方の手には、二人分のテイクアウトのコーヒーを乗せたトレイを持っています。
最上階5階までの階段を、一段、また一段、のぼってゆくアレックスと愛犬ドロシー。
やれやれ、体がきついなぁ~。
歳を重ねるごとに、5階まで登る階段がきつくなってきました。
愛犬ドロシーも、寄る年波に勝てず、階段を登る途中で休憩するような有様です。
というのも、このビルには、そもそもエレベーターがないのです。
それ以外は、ほぼ完璧な「物件」なのですが。
そんな二人を見て、奥さんルースは、一つの提案を持ちかけます。
「いつまでもこの部屋にはいられないわ。エレベーターつきの、暮らしやすい部屋に引っ越しましょうよ」
アレックスにしても「確かにそうかもしれない、彼女の言う通りだ」と思う反面「いや、しかし、この住み慣れた部屋から出て行く、というのはなぁ~」
なんとも、複雑な心境です。
確かに愛犬ドロシーだって、階段は辛そうだ。
散歩も、そう長く楽しめないかもしれない。
アレックスも、渋々、自宅を売りに出す決意をし、不動産のエージェントをやっている、姪っ子のリリーに自宅売却を依頼するのです。
やり手不動産エージェントのリリー(シンシア・ニクソン)は、仲介手数料をかせごうと虎視眈々です。
アレックス夫妻の部屋を、さらに魅力的に見せるために「こうしなさい、ああしなさい」と指示を出してきます。物件の内覧会「オープンハウス」の日が勝負なのです。
そんなおり、愛犬のドロシーに異変が。うまく歩けません。
熟年夫妻は、急いで医者に連れて行こうとします。
この時の医師とのやり取りが興味深いですね。
ドクターによると
「病名はヘルニアです。手術が必要ですね。費用としては**万ドルかかるでしょう」
ワオッ?!
アメリカでも日本でも、ペットの医療費は高額なんですね。
さらには、事もあろうにアパートメントの近所で、テロが発生!!
不動産屋のリリーは頭を抱えます。
「Ohマイガー!! 相場が下がっちゃう!!」
いったい内覧会はどうなるのか?
アレックス夫妻の決断は?
愛犬ドロシーはどうなるのでしょうか?
本作を見ていて面白いのは、大都会を舞台にした暮らしぶりであり、それはズバリ
「お金」「プライス」なんですね。
ペットの病気治療費用が数万ドル、さらにはアレックス夫妻のアパートメント、その資産価値なんと100万ドルオーバー。
日本円に換算して1億円を楽に超える物件です。
そんな物件に、今までどうやってローンを払っていたんだろう? などと僕なんかは思ってしまったのですが。
アレックス夫妻は、決して贅沢な暮らしをしているわけではないのです。また、望んでいるわけでもない。
ただ、アメリカで最も歴史の古い町の一つ、ブルックリン。
250万人が住む、人口密度は高いけれど、落ち着いた雰囲気のある街並み。
ここで暮らし続けたい。大都会で慎ましやかに暮らすこと。
そう思う老境に入った夫婦を演じるモーガン・フリーマンとダイアン・キートン。
役者として、年輪を感じる演技は「さすが!」の一言でした。
意識の流れ的に現在と過去の記憶が交差し、物語と二人の価値観の構築が...
意識の流れ的に現在と過去の記憶が交差し、物語と二人の価値観の構築が織り成される様は恰もパズルのピースをはめていくようで気持ちよい。両主演の円熟味を以て表現される心のすれ違いと邂逅も絶妙。
からさわぎ
雨降って地固まる的な終わりは、キライではないけど、
ずいぶんバタバタしてるなあ~、と、どこか冷めた目で
観てしまいました。
そう、最後にモーガン・フリーマンが気づいたように。
しかしその気付きの流れもイマイチ説得力に欠け。
てかそもそもなんでこういう話になったんだっけ?
主演2人が好きな俳優だったので、よかったんですけども。
脚本がなあ。
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