劇場公開日 2016年5月14日

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「色んな意味で困った作品。」ひそひそ星 コバヤシマルさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0色んな意味で困った作品。

2022年10月15日
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鑑賞方法:VOD

笑える

寝られる

内容は、屋形船型宇宙船が宅配便として運航されている人類がほぼ絶滅した宇宙空間で荷物を届けると言う話。届ける場所が東北大震災跡の福島の街並みなので、震災後の街並みを残したいという意図がみてとれる。神楽坂恵を主人公にしている辺り困った感否めず、表現力を誤魔化すには良いアイデア💡と思うのですが、物語通してのヒソヒソ声は観ていて拷問級だ。印象的言葉は『着陸体制に入ります』と宇宙船が言うと同時に外壁扉が🚪開く所。思わずっんな馬鹿なって何度も思うシーンがあり困りましたし笑えました。好きな場面は畳の縁が神社仏閣でしか使用しない白中紋であった事は驚きで、ゴザやら畳の拭き掃除は逆の方向の雑巾掛けも誰が演技指導したんだと言いそうになります。宇宙船もエンジン噴射口は常に火を噴いてる🔥ワケな事なくSF表現のや日常表現にしても粗が目立ち過ぎ笑えました。テーマとして震災後の福島県の街並みや生き残った人々が使いたかったし残したかった様に思える手段が目的化してしまった感じの強くする自分にとってあまり好きな作品ではありませんでした。空き缶を靴底に片足だけ引っ掛けたまま歩くシーンは深い傷(思い出)を残したまま生きる事表現したいのだとは思いますが執拗で困ってしまいます。表現の未熟さをカバーする為のヒソヒソも手段が目的化した様で笑えました。最後の影絵の場面でも表現力の差が解り面白かった。情動音楽のヴァイオリンもしっくりこずに困りました。でも勝手に人の荷物📦開けて見ちゃうのは駄目だよ🙅なぁ。マシンNo.722鈴木洋子さん。

コバヤシマル