戦争より愛のカンケイ
解説
自由奔放な女性活動家と真面目な中年男性の恋の行方を描き、セザール賞で最優秀女優賞と最優秀脚本賞を受賞した異色の官能ドラマ。平凡な人生を歩んできた中年男アルチュールは、アルジェリア移民の父とヒッピーの母の間に生まれた若い女性バヤと出会う。バヤは自分と政治的思想の異なる右派の男たちとベッドを共にして相手を転向させるという過激な活動に身を投じていた。正反対の性格を持つふたりは、やがて本気の恋に落ちていく。「ゲンスブールと女たち」のサラ・フォレスティエがヒロイン役を好演。アルチュール役に「レセ・パセ 自由への通行許可証」のジャック・ガンブラン。
2010年製作/フランス
原題:Le nom des gens
スタッフ・キャスト
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2019年12月31日
iPhoneアプリから投稿
この作品、日本では劇場未公開だったんですね。
ラブコメ部分だけを観ても面白いのですが、そこに人種差別を筆頭に様々な社会問題が散りばめられており、だからと言って深刻にもなり過ぎず、楽しめる作品になっている辺り、かなりの良作ではないかと思います。
ただ、終盤が駆け足気味になっている事だけが少し残念。
それでも、この作品が劇場未公開なんて本当に勿体無いですね。
この作品、お話としても面白いのですが、サラ・フォレスティエ演じるバイアが魅力的なんですよね。
まさに“自由奔放”“天真爛漫”という言葉がぴったりな女性で、思想や考え方にかなり偏りがありますし、かなり抜けていますが、基本的にはとても優しく思い遣りのある上に、容姿も含めかなり可愛いですし、まぁこのような女性が身近にいたら惚れるのも無理ないですね。
2015年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
無料配信で(GyaO無料配信@感謝!)一年以上、配信されていました。配信が終わってしまい、DVDを購入しました。
何度観ても、発見があります。
できれば邦題を、もっと美しいものにしてほしかった。
ジャック・ガンブランが、男らしくも弱弱しく…
そしてヒロインの サラ・フォレスティエが、ヒロインのバイア(バヤ)を彩りよく演じきっています。
大好きな作品です。
これをきっかけに、様々な社会問題にも興味がわきました。