劇場公開日 2015年12月26日

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「慈悲と無慈悲」消えた声が、その名を呼ぶ カメさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0慈悲と無慈悲

2021年12月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:4.2
ファティ・アキンの重厚で染みる物語。慈悲と無慈悲を通し、神の存在を描いていると感じる。
無慈悲により過酷な運命に陥り、また慈悲により運命を切り開く。信仰を捨てた父は最後にどういった考えに至るのだろう。
また声を失う事と信仰を失う事が、とても対比が効いている。
慈悲と無慈悲。神は両方持ち合わせている。

カメ