劇場公開日 2016年2月6日

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「下すのではなく抱えて生きてゆく」十字架(2015) Taurielさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0下すのではなく抱えて生きてゆく

2016年2月21日
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泣ける

悲しい

怖い

自分に降りかかる良い体験、悪い体験はすべてが記憶になり次第に消えさってゆく。そこで消えさらない記憶というのが思い出なのだと思う。自分にとってとても大切で幸せな思い出と忘れたいのに忘れられない最悪の思い出とを下すことなく忘れずに、その経験をもとにこれからを生きていく。それが人生であるのだとこの映画に教えられました。
また、「いじめ」がいかに悲惨で残酷なことであるかということを改めて知れ、今後一生消えることはないであろうこの社会問題をそれでもひたすら考え続けていかなければいけないと強く感じました。絶対に他人事ではないのだと感じました。

Tauriel