劇場公開日 2016年2月13日

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「大人になっても秘密基地」ライチ☆光クラブ 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5大人になっても秘密基地

2019年11月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

萌える

とある街の工場内に秘密基地を陣取る美少年9人。
汚れを嫌い、醜い大人達を否定する光クラブ。
そこで繰り広げられる一風変わったドラマ(?)でございます。

大の大人が少年心を持ち、社会に反してクラブの規律を守り生きている。しかし、それもやがて崩れてゆく。
その「視点」は面白いのですが、(普通一般人には)内容的に「何したいの?コレ」である。
「9人でもこの場面のメインはこいつだ!」と言う人間も分かりづらい。(服装も皆んな別々に変えりゃ良かったのに。)
クラブの意味、大人への誘惑、人とロボットとの愛情。
色々テーマが含まれているのですが、上手く混ざりあっていません。

また、映像的に男性としては馬鹿馬鹿しく面白い部分はあるものの、同時に「それは女性は引くでしょ?」部分でもあり、どうせやるなら(例えば)男性鑑賞者に好かれる様な俳優陣(イケメンのみを揃えるのでは無く、BLも捨て)を用意し、内容もマニア度を強めた方が良かったのではなかろうか?と思う程でした。

映画にするにあたって特化出来なかった。切り捨てる部分を切り捨てれなかった。やりたい方向性は分かる。しかしターゲット層は?と思ってしまった映画でした。
元は劇なんだろうな、、、うん劇なら分かる。
舞台なら面白そうだ。
なんか惜しい。

巫女雷男
CBさんのコメント
2019年11月21日

まさかこのレビューに「いいね」が来るとは思いませんでした!

巫女雷男さん、守備範囲広いですね〜
漫画→アニメ→舞台、ミュージカル→映画 のようですね(Wikipedia)
話はぶっ飛んでいて、ついていけなけれど、「可愛いそうな子がいるな」と、中条さんに初めて気づけたということが、ただ一つの成果でした。

CB