劇場公開日 2015年5月16日

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「そして家長になる」国際市場で逢いましょう やべっちさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0そして家長になる

2022年2月23日
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幼い頃に父と妹と生き別れた少年が、朝鮮戦争、ベトナム戦争も経ながら、必死に家族を守り抜く話。

安定のファンジョンミンなので、それだけでも観ていて気持ちいいが、家族ものの内容なので何度も心が温かくなるし、何度も泣けてしまった。

ある意味最初から、きっとラストの切ないだろう展開を予想できるところがあるので、展開予想泣きもしてしまうし、なによりファンジョンミンの懸命な姿勢が胸を打つ。

なんで今まで観てなかったのか謎で、タイトルで勝手に牽制してたのかもしれないと思うと、過去の自分が腹立たしい。本作をみれば、タイトルに、切なすぎる主人公の想いが入っていて、タイトル見ただけでも泣けてしまうような作品になる。

ラストシーンは割とさっぱりめだったが、作品通して満足度の高い作品だった。

やべっち