パパ、遺伝子組み換えってなぁに?

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パパ、遺伝子組み換えってなぁに?
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解説

アメリカで3人の子どもを育てるジェレミー・セイファート監督が、子どもたちの食の安全を守るべく、遺伝子組み換えの真実に切り込んだドキュメンタリー。家族と共に遺伝子組み換え食品の謎を明かす旅に出たセイファート監督は、遺伝子組み換え市場シェア90%を占めるモンサント本社や、ノルウェーにある種子銀行の巨大冷凍貯蔵庫、遺伝子組み換え食品の長期給餌実験を行なったフランスのセラリーニ教授に突撃取材を敢行。アニメなども交えながら遺伝子組み換えについてわかりやすく解説するとともに、食産業の驚くべき実態を浮かびあがらせていく。

2013年製作/87分/アメリカ
原題:GMO OMG
配給:アップリンク

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3.5GMOとは。

ハチコさん
2015年9月9日
PCから投稿
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ハチコ

3.0悪の組織モンサント

2015年5月24日
iPhoneアプリから投稿

三児のパパが、遺伝子組み換え食品とは何か、ということを追求していくドキュメンタリー。

遺伝子組み換え食品とは、発がん性があるかもしれず、自然の環境を破壊し、モンサントなど特定の企業が貧しい農家から利益を搾取するためのもの、みたいなことがあきらかになってくる。

しかも、我々は知らずに遺伝子組み換え食品をすでに食べ続けていて、それを避けた食生活をすることも容易ではないという。

実際、日本でも、加工品や家畜の飼料レベルから遺伝子組み換え食品を避けた食生活はかなり難しいと思われる。

そういう、遺伝子組み換え食品を食べない、という選択肢が事実上できない状態にある、ということの問題提起は優れていると思う。

映画でも、遺伝子組み換え食品を避けようとしてもどうしても避けられない、という現実にあたり、家族がナーバスになっていく様子がリアルだ。

遺伝子組み換え食品が良いのか悪いのか、という議論に関しては、この映画は一方的に悪く見る材料だけを提示し続けるので、それがかえって説得力をなくしているところはある。

要は、プロパガンダ的だと感じられる。

例えば、安全性については、モンサントに何度も取材を依頼したが断られた、とされ、健康被害があると主張する研究者のインタビューだけが出てくる。

遺伝子組み換えは不自然で悪の食べものである、という映像的な演出も露骨。

特にモンサントは、利益のために人々を不幸にする悪魔のような企業としか思えなくなる。

でも、現実社会の問題て、そんなに単純に善と悪がくっきり分かれてるようなものなのかな?と思う。

たしかにモンサントを悪として描けば、話としては分かりやすいけど、そんな単純なことではないような気もする。

そういうものがあるのかどうか知らないが、モンサントや遺伝子組み換え肯定派の反論も聞いてみたいところ。

追記

遺伝子組み換え作物肯定派の記事を少し探してみた。

(1)
日経サイエンス2013年12月号掲載
「組み換え作物は悪なのか?」
www.nikkei-science.com/201312_082.html

(2)
WEDGE Infinity
「遺伝子組換え食品 海外での“大事件”が報じられない日本」
wedge.ismedia.jp/articles/-/2498

これらには、映画で言及されていた、セラニーニの研究(組み換え作物がラットのがんの原因になる)についても出ている。

個人的な所感では、「組み換え作物肯定派」の方が信頼性が高いように思える。

反対派は、自説に都合のよいものだけを取り上げ、都合の悪いものは示さないか、過小評価しすぎているように見える。
(要は扇動的、運動家的に見える)

しかしどちらにしても、「遺伝子組換え食品を食べない」という選択肢が可能な世の中であるべきだとは思うし、もっとこのことについて国民的な議論をするべきだろう、ということに関しては、映画の主張は正しいと思う。

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SP_Hitoshi
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