劇場公開日 2015年4月25日

  • 予告編を見る

「懐かしかった。」白河夜船 Jolandaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0懐かしかった。

2021年3月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

萌える

学生の頃かな。古本屋で文庫本を買って読んでました。

ばなな作品は、その前に、姉のお下がりの『キッチン』を中学の頃にヘビロテ的に読んでました。雄一(ゆういち)って名前が読めなくて、難渋した記憶がある(笑)

白河夜船は、キッチンと同じぐらいかそれ以上に映像化しにくいと思う。キッチンの解説にもあったが、当時のばなな作品は死別が多い。キッチンはまだ「(男女二人が)くっつくかな?」っていう動きがあるけど、白河夜船は初めからだらだらした不倫で、そのうえに親友の喪失を抱えなくちゃいけないので、まぁまぁ重い。

「かぞくのくに」の主演二人が再タッグ!ということだけど、先にこっちを観てしまった(笑) 原作で確かシオリは目が細めで、割といつもにこにこ笑っている感じで。私のイメージでは、どっちかって言うとサクラがシオリなイメージでした。(で、谷村美月とかが寺子)
でも実際、観てみると、、
まず、井浦新は岩永さんピッタリでした。一度観てしまうと、もう、岩永=井浦の図式が出来ちゃう。
原作は'89年とかなので、まぁまぁ古い。だから、語尾も「~わよ」とかが多い。サクラはけっこう、黒髪にパーマ当てると昭和レトロな趣があるので、違和感なかった気がする。あ、谷村美月もか。うまいな、配役。

中華料理屋のシーン。いつもよりテンション高めな岩永さんが卓をくるくる回すもんだから、寺子が「回ってちゃ食べられないわよ」と笑うところ。サクラ=寺子で、かつて活字で読んでたものを懐かしく思い出すなんて、贅沢。
でも、たぶんこの時の二人ってちょうど過渡期というか、ターニングポイントに来てるよね。だから、そのすぐ後に、斜め上からフカンの図で、寺子の心の声が流れる。
このシーン、良いですね。またサクラですからね。ばななの透徹したまなざしで描かれる寺子の心情。抑制のきいたサクラの言葉。間違いないです(笑)

小声と大声の落差が激しいので(たぶん録音の問題なんだけど)音量設定に困るのと、やたらサクラの裸が多い気がする…ぐらいかな。難点は。
ものすごく、懐かしかったです。「息を吹き込む」とは、こういうことですね。

そういや、ソフレ(添い寝フレンド)って今やレンタルサービスとしてやってる会社もあるよね。ばなな、いやシオリはかなり時代を先取りしてんな。

長々書きましたが、原作ファンには懐かしい映画だと思います(逆に原作知らないとキツいかもしれない(汗))

yolanda
yolandaさんのコメント
2021年3月19日

『キッチン』に比べると、あんまり有名じゃないんですよねー、、

ところで、フォロー返し、ありがとうございます(^^)/

yolanda
talismanさんのコメント
2021年3月19日

原作知らなかったです。

talisman