劇場公開日 2015年11月20日

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「笑えることは笑えるのだけど。」帰ってきたMr.ダマー バカMAX! 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5笑えることは笑えるのだけど。

「ああ、そういやジム・キャリーってこういうキャラで出てきたんだよな」と複雑な意味で懐かしくなった1本。

正直、前作なんてあんまり覚えてないけれど。
ハタ迷惑なアスペキャラが、迷惑御構い無しの暴走で周囲を破壊の渦に叩き込んでいく様を笑う

…はずなのだけど。

いま二つくらいでファレリー兄弟の演出のキレが悪く、キャラの振り切れ具合がどうにも燻っているように感じてしまった。
大きなピークが無く、グズグズした笑いが最後まで続く印象。
コレに加えて到底愛することの出来ない主人公ペア。
エンジン全開で時速20キロ、みたいなものである。
ファレリー兄弟にはもっともっとトゲトゲしくいて頂かなければ。

どこか一つ突き抜ける所があれば、と惜しい気持ちでいっぱいの作品。

余談。
笑いの沸点のやたら低いオッサンが場内におり、どうしようも無いところでも笑うのが妙に気になり集中し切れなかった。
しかもその笑い声がやたら大きく、しかもしつこいんだ。
ソフト化されたら1人でもう一度観返し、じっくり笑いたいと思う。

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ