猫なんかよんでもこない。のレビュー・感想・評価

2020年5月9日

映画 #猫なんかよんでもこない。(2015年)鑑賞

兄の家に居候しながら世界チャンピオンを目指しているプロボクサー。子猫の面倒を見させられ最初はイヤイヤ世話していたが徐々にハマっていく。漫画家をめざす。
とにかく登場人物画少ない
#風間俊介
#松岡茉優
#つるの剛士
#市川実日子

猫を飼う時のあるあるだね〜(^^;
良いことも悪いことも含めて。
猫を飼う前に観るとためになるかも。
私も殆ど全部経験したので、昔を思い出して泣いてしまった( ´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀)

捨て猫二匹を拾ってきた友人から押し付けられ、仕方なく飼い始めたボクサーの主人公（風間俊介）、いつの間にか居なくてはならない存在となる。
動物を飼うことは楽しいだろうが責任も伴う。
人間よりも寿命の短い動物の場合は・・・。

猫は可愛かったなぁ！
でもメスが去勢したら近所の猫たちに
相手にされなくなった、なんて…猫社会も
人間社会とかわらないなぁと思いました。
ペットは悲しい。失うのが悲しくて飼えない。

猫派ってほどではないですが動物は基本好きなので、見ていてとにかく癒されましたし、挫折を味わいながらも猫を飼うことによって精神的に成長していく主人公の姿には、一定の共感はできた作品でした。
主人公が元々は犬派で猫嫌いだったのも、私も似たようなものだったので、何となく分かる分かると共感しつつ見入ってしまいましたね。
猫に限らず動物を飼うことは、最初は世話するのが本当に面倒で、嫌気を差すことも多々あるのに、気付いたらそれ無しでは生きられない的な、不思議な魅力があったりしますよね。
それとこの映画は、まあこれが全てではないですが猫を飼うことについてのハウツー的な部分も描かれていたので、猫を飼っている人だけでなく、猫を一度は飼ってみたいと思っている人や、まあ猫好きじゃない人ても、猫ってこんな動物なんだと猫の習性を知ることができるので、とりあえず見て損はない映画だったと思いましたよ。
動物映画によくある泣かせ系もまあ好きは好きなのですが、こう言うナチュラル系の物語もなかなかどうして悪くないものです。

まあしかし猫はマイペース、タイトルの猫なんか呼んでも来ないって、確かにそうですよねぇ・・・その自由度に癒される反面、どこかもどかしさもあって私は猫派ってところまではいかないのですが、こうして見てると猫もやっぱり可愛いなぁ。
そんな猫のチンとクロが成長していく姿は、可愛いだけでなく猫は猫なりに紆余曲折な生き様があって、感情があって、ただ癒されるだけの存在ではなく、生き物なんだ、家族なんだと、強く思わされた作品でしたね、そこにどう人間が関わっていくか、猫にとって何が幸せなのか、いろいろと考えさせられました・・・。

一方人間側の、主人公ミツオの描かれ方は、まあ一定の共感はしつつも、妙にダメダメな感じにちょっとイライラさせらて、ややノリづらい面はあったかなと。
夢に挫折するのは仕方ない、けど、生活すること、生きていくことに対して甘すぎて、どこか見ていてイライラするんだなぁ、やたら声がデカくてギャーギャー嘆く様も、ちょっと不快感、と言うかおそらく近所迷惑（苦笑）、でも演じた風間俊介自体は好感が持てるので、それで許せるところはありました、驚くようなストーリーではなかった分、ある程度オーバーに演じた部分もあったでしょうから、まあそこはご愛嬌と言ったところでしょうか。

ただ松岡茉優が演じた不思議ちゃんのウメさんとの関係性は好きでした、お互い好意がありそうなのに、なかなかこう・・・でもその関係性がいい雰囲気を醸し出していましたね、松岡茉優はさすがの演技、大家の市川実和子や兄役のつるの剛士もほんわかしていて良かったです、偶然にも理解のある猫好き大家さんでホント良かったねぇ。
まあ何にしても、猫に限らず動物を飼うことはいろいろと大変です、けど癒しだけでなく自分の人生をより良いものしてくれるものでもあります、本作はそれを改めて感じさせてくれる作品でした、まあ突っ込みどころも多々ありはしましたけどね・・・。

やたらと猫の生態に詳しい大家の市川実和子が脇役だけど雰囲気あってよかった。観てる人も知識が増える。
全編を通して人生うまくいかないことばかりみたいな展開が続いて観ていて暗くなる。日常系としてはリアルなのかもしれないが少し退屈。
ダメになってから復活するところもう少し強く打ち出して欲しかった。彼女ができそう、漫画家デビューできそうなとこで終わり、希望あるラスト。

猫と暮らしながらボクシングを頑張るのかと思ったら、早々に断念して後はひたすら猫を見守るだけになってがっかりしました。元が実話でも少しは脚色して面白くして欲しかったです。猫たちは凄く可愛いですが、主人公が粗暴な性格で頭も悪く魅力的ではないので、とても退屈な映画でした。給食のバイトは珍しくて良かったです。

パッケージの猫に騙されてしまいました。
学芸会を見ている気分。

予備知識なしで鑑賞。

ボクサーが猫と共に成長していく話だと勘違いしていたので、肩透かしを食らってしまった。

猫を室内飼いしてる俺としては、ある意味、外に出て行ってしまう猫ちゃんたちにハラハラドキドキした（笑）

猫好きではない人は最後まで見ていられるのかな〜。

風間俊介演じるミツオはプロボクサー目指して頑張ってたが網膜剥離で断念しなければならなくなる。

同居していた漫画家の兄が二匹の猫を拾ってくる。クロとチンと名付けて飼うことになるがミツオは猫嫌いw

それでも日々の暮らしの中で猫に対して愛情を感じ始める。
それでも猫を飼った事のないことが猫を病気にさせてしまう。
自分の思いを重ね合わせ猫に頑張れというが、クロは病気で死んでしまう。
自分を責めるミツオ。

動物を飼うという事はその命に責任を持たなければいけない。
その自覚が無いまま飼う事で思わぬ弊害が出てきてしまう。

この映画は人と猫とどう共存していくのかという事を教えてくれる。

猫の仕草や表情など、しっかり時間を取って見せてくれるので、猫が好きな人には嬉しいだろう。

作品全体は、とにかくまったりとした『とある日常の』話なので、物足りなさを感じるが、じっくり観ているとこれはこれは面白い。

して観に行ったのだが、猫はそれなりに良かったが・・・
不自然な部屋の中とか映画としては今ひとつ
最後、寝てました・・・・

子ども時代に見せてあげたいほっこり映画です。風間俊介くんの演技が自然で近所にいそうな普通の人。猫も風間くんも「頑張れ！」とギューっと抱きしめたくなります。

あまりなにも起こりませんが、ネコがとりあえずかわいいのでそれだけで映画として成立してます！笑
ネコたちの演技？がすごいなーと思いました！

いい意味で裏切られました。
猫ちゃんかわいいだけの映画だと思っていたら、これが、それに対する人間模様満載。

役者、皆さんが好演してました。
そして、大事なことを地味に教えてくれます。

ペットとの関わりも人それぞれだけど、見ていて、ちょっとした笑いあり、涙ありととても素敵な映画でした。

猫好き度は、普通。なので、評価も普通で。
もちろん猫ちゃんたちは、とっても可愛い！

猫の表情や歩く音が印象に残りました。
後半は涙をこらえてるつもりが、気づいたら頬にダラダラと涙が伝っていました。
家で猫を飼っていたら、観賞が終わって家に帰ったらきっと抱き締めたくなる、そんな映画です。

号泣。
猫の気持ちを考えて避妊、去勢をしなかった事や外に出した事で病気になってしまった後悔。
どっちを優先にするか考えた。
人間のエゴか猫の本能か。
猫は自分で飼い主を選ぶって言葉が好き。
でも手とか顔を舐めるのは塩分補給なのか、、
ちょっとショック。

細かい動き、畳を歩く時の音、ほっこりします。
賛否両論あるとは思いますが。
ペットを飼うこと自体人間のエゴですから。生死の状態で延命治療をするかどうかの決断も人間。自然の摂理に任せるのかどうかも。難しい問題です。未だにそれで合ってたのか考えます。
エゴに任せて自分勝手にやっちゃうのも、自分を責めるのもわかります。
少し正解が出た気がしました。結果、大泣きしました。

派手さはないしどんでん返しもないし、ただ猫との日常を切り取っただけなのに、観終わったあと、ああ、いい作品だったなーとしみじみ。動物は好きだけど一緒に暮らすことは考えたことがなくて、でも、猫がいる暮らしっていいなーって心から思いました。