劇場公開日 2015年6月27日

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「若年性アルツハイマー病と闘う女性と家族の物語」アリスのままで 中庭のももさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5若年性アルツハイマー病と闘う女性と家族の物語

2018年2月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

ずっと気になっていた映画でした。
お店でなんとなく目に付いたので、この機会に観ることに。

予告映像などをチラッと見ていたり、主演のジュリアン・ムーアがアカデミー賞主演女優賞を受賞したことなどで話題になっていましたからなんとなく、アルツハイマー病と闘う物語なのだなと認識していました。

観終わってから、とても考えさせられました。
人生とは。幸せとは。生きること。死ぬこと。
自分の大切な人が、自分が、もしそうなってしまったら何ができるのか。

若年性アルツハイマー病の事も、なんとなく知っている程度の知識だったので、もっと調べるべきだなと思った。

若年性アルツハイマー病になった本人が、徐々に記憶が無くなっていくことに苦しむ姿、家族の葛藤や苦しみ。進むべき道。

なんと言っても主演のジュリアン・ムーアの演技が素晴らしいです。

あとは、音楽もとても気に入りました。
ピアノと弦楽器が主体になっている音楽なのですが、静かな音の中で、切なさや悲しみ、その中で喜びや幸せなどを表現していること。
とても私好み(笑)です。

映像も美しく、良い映画ですので1度は観てください。おススメです。

中庭のもも