劇場公開日 2014年11月8日

「むしろ心理描写の方に高い評価」ファイヤー・ストーム よしさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0むしろ心理描写の方に高い評価

2020年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

凶悪強盗団逮捕に執念を燃やす警官と、凶悪強盗団の一員で警官の幼馴染の物語。

香港ノワール、と言うカテゴリーなのでしょうか?余り鑑賞したことがない分野なのですが、物は試し・・・という感覚で鑑賞しました。
結果、中々の迫力で見ごたえがありました。
銃撃戦は迫力があるのは当然ですが、クライマックスに行くまでの人間描写も中々です。非道の犯罪集団を捕らえられない焦燥、協力者とその娘を殺してしまったことへの怒りと悲しみ。正義と法律のジレンマ。
ただ、クライマックスはやり過ぎです。ヒートを思い出す市街戦で迫力がありますが、銃撃戦が延々と続くのは少し工夫がありません。最後は携帯を眺めたくなります。もう少し抑えめで、もう少し短くても良かったかもしれません。

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よし