劇場公開日 2014年11月29日

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「子供向きだけど子供には怖い?不思議な世界の不思議なファンタジー。」くるみ割り人形 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5子供向きだけど子供には怖い?不思議な世界の不思議なファンタジー。

2014年12月8日
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悲しい

怖い

幸せ

【賛否両論チェック】
賛:シンプルなストーリーの中に、「無償の愛」という普遍的なテーマが上手く織り込まれている。家族でもデートでも観られそう。
否:子供向けのお話なのに、作品の雰囲気が結構怖かったりするので、小さすぎる子供には不向きかも。

まず、子供向けの作品のはずではありますが、音楽や雰囲気など、子供にしてみると結構怖そうな描写が続きます。今ひとつ、ターゲット層が分かりにくい映画ではあります。そんな中でも、醜い人形に心からの愛情を注ぎ、命を賭けて守ろうとする主人公の姿は、純粋に観る人の心に響きます。「愛」という一見分かりづらいものを、上手く形にしている作品とも言えそうです。
声のご出演もかなり豪華なキャストが勢揃いしていますので、気になる方がいらっしゃいましたら、是非ご覧下さい。

映画コーディネーター・門倉カド