劇場公開日 2014年9月13日

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「【追跡者と容疑者という二重の宿命を負った北朝鮮精鋭部隊の生き残りの男を”コン・ユ”が演じる。超高速アクションの数々にも圧倒される。】」サスペクト 哀しき容疑者 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【追跡者と容疑者という二重の宿命を負った北朝鮮精鋭部隊の生き残りの男を”コン・ユ”が演じる。超高速アクションの数々にも圧倒される。】

2019年5月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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 コン・ユと言えば、「トガニ 幼き瞳の告発」で見せた誠実な優しさと正義感が忘れられない。

 だが、今作ではその魅力に加え、体脂肪率を絞りに絞った精悍な身体で演じる高速アクション(カー・アクション、絶壁クライミング・・、絞首台脱出シーン・・。”肉を切らせて骨を断つ”接近戦。)をほぼノーアクション(と、当時の資料には記載してある・・)に圧倒される。

ー暗殺、陰謀、濡れぎぬ、逃亡、復讐 という負の連鎖を哀しく、激しくコン・ユが演じる。(本当にあの優しい先生と同じ人ですか?)-

<韓国アクション映画の実力の高さを改めて認識した作品。
 コン・ユを含めて現在の韓国映画の俳優、監督の凄さと邦画の(白石監督及び綾野剛さんら少数の演技も出来、アクションもこなす俳優さんを除く)の違いを思った作品でもある。>

<2014年11月8日 劇場にて鑑賞】

NOBU