劇場公開日 2014年9月26日

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「満点 ~中条あやみの美貌と魅力~」劇場版 零 ゼロ 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0満点 ~中条あやみの美貌と魅力~

2017年11月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

萌える

いつもながら元ネタのゲームは知らんが、公開時からちょいと気になってた作品。
と言うのも、主演の中条あやみにイチコロ!
本作ビジュアルで初めて彼女を見た時、本当に驚いた。なんちゅー美少女じゃ!
本筋にも触れてしまうので詳しくは言えないが、本作では霊的な役柄もあり、それがまた彼女のルックスや佇まいにぴったり。
文字通り、この世のものとは思えない美貌。
その美貌と相まって、女学生たちの前に幽霊のように姿を現すミステリアスさはゾクゾク。
「私の呪いを解いて…」と憑き纏われるのなら、憑き纏って欲しいくらい!(…と妄想爆発)
モデルとしてだけでなく、当然映画界が放っておく訳がなく、あっという間に売れっ子に。
映画デビュー作で主演、いきなり彼女の魅力をたっぷり堪能出来る。

もう一人の主演に、こちらも若手実力派として注目株の森川葵。
気になる可愛い女の子だらけで、得した気分!

すっかりミーハーな見方になってしまったが、作品の方の感想を。

ある山間の女学園寮にまつわる、女の子だけにかかる呪い。
その呪いを試した女学生たちが失踪し、変死する怪事件が発生。
呪いの原因と噂されるアヤと友人のミチは謎を究明しようとする…。

残念ながら怖さは皆無だが、ミステリアスなムードは悪くない。
それが、女の子同士の友情・恋慕など何処か儚く切なく官能的な百合の匂いとマッチし、耽美なムードを醸し出している。
が、話は今一つ面白味に欠けた。
オカルト的な要素を含みつつも、一応は“事件”。
真犯人はいるが、意外と言うより、えっ、あんたなの!?…と、ちょっと拍子抜け。
シスターの姉と障害持ちの弟とかも何か…。
それにしても、“メリーさん”とか“イタコの宅配便カップル”とか、可憐な女の子たちを取り巻くは、特異な人物だらけで…。
意外と面白かった『バイロケーション』の安里麻理監督と言うのも楽しみの一つだったのだが…。

ゲーム経験者からは“零点”級の酷評レビューが寄せられてるようだが、ゲーム未経験の自分としては、可もなく不可もなくのミステリアス美少女ホラー、何より中条あやみの美貌と魅力は“満点”であった。

近大