デビルズ・バースデイ
劇場公開日 2015年3月14日
解説
妻のありえない妊娠が発覚したことを機に超常現象に襲われる夫妻の姿を、家の中のカメラが捉えていたというファウンドフッテージ形式で描かれたホラー。結婚式にハネムーンにと、慌ただしいが幸せ絶頂の日々を送るザックとサマンサ。そんなある日、避妊していたはずのサマンサが妊娠し、ザックは生まれてくる子どものために日々の生活をカメラに収めようとする。しかし、サマンサは何かにとり憑かれたように異常な行動を取り始め、家の中では不可解な現象が相次ぐ。
2014年製作/90分/PG12/アメリカ
原題:Devil's Due
配給:キネマ旬報DD
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3.0.
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自宅で鑑賞。SEやBGM附きPOVで原題"Devil's Due"。結婚式前夜~式当日~ドミニカ共和国の新婚旅行で妙な体験~ハネムーンベイビー懐妊後、徐々に異変が……。『クロニクル('12)』の様に撮影者がカメラを持った儘、飛ぶシーンが有るが、他作であった様なシーンや展開の既視感を持ってしまうのは、POVの宿命かもしれない。ただゴア描写も上品だし、不気味な事象を重ね一気に加速するクライマックスと全体の流れや雰囲気はかなり好み。シンプル乍らPOVを強調したエンドロールに不釣り合いな歌も佳い。65/100点。
・有り勝ちだけど、夜中に寝床を抜け出し、暗闇で一人ハミングするのは、やはり不気味。倒置法的なオープニングの取り調べ映像は、或る意味観ている者に安心感を与えてしまうので、蛇足に思えた。
・オムニバスPOVの『V/H/S シンドローム('13)』収録の一エピソード『10/31/98』の参加で知られる映像製作集団“レイディオ・サイレンス”の長篇デビュー作となるが、彼等の作風やテイストがお気に入りならば、充分満足出来ると思う。本作に登場するM.パパジョンの“ミスカ”巡査は前掲『V/H/S……』の(共同)製作者B.ミスカから、D.M.グリフィンの取調官“ゼマン”は『V/H/S……』の(共同)製作総指揮Z.ゼマンの、それぞれファミリー・ネームに由来する。
・後半、触れられるシンボル・マークや不可解な符号は、様々なシーンに鏤められている。
・ドミニカ共和国でのロケは27箇所に及んだが、僅か四日半で撮影されたと云う。亦、教会でのロケでは竜巻に見舞われ、何度か停電するハプニングがあったらしい。
・鑑賞日:2016年3月9日(水)
2018年1月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
「クロニクル」の製作陣が携わったファウンド・フッテージ・ホラーというだけで期待値高めでの観賞だったが、期待には及ばなかった。よく考えると「クロニクル」の製作陣といってもオールキャストでは無いわけであり、また宣伝文句に引っ掛かってしまったという訳だ。
ホラーとしては怖さは十分だが、ありきたりな展開であり、新鮮味はない。だが、妊婦が惨い目に遭うという嫌悪感満載の描写の数々は迫力があった。しかし、決して気分が良いものではない。
この様に、若干の残虐描写が見受けられる作品であり、本作を手掛けたラジオ・サイレンスが一話を担当したオムニバスホラーの「V/H/S シンドローム」にハマった人は少なからず楽しめるだろう。
2017年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
悪い意味でパッケージに騙された作品。
妊婦が悪い目に遭う という意味で胸糞悪さだけが後に残り、
作中での恐怖感などは殆ど無い。そもそも何番煎じですか、この設定。
要するに面白くない…。
唯一感嘆の声が出たのは、
森の中で動物の腹を裂く主人公がサイコ・パワー?で若い男女を吹き飛ばすシーンのそれが
『クロニクル』製作陣ならではのカメラワークだったという点のみでした。
TSU●AYAに取り扱いがなく、ブック●フで中古販売されていたので
ついつい期待のあまり購入してしまったけど、もう観ないと思う。
売却面倒だな…。
2016年6月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
妊婦がひどい目に遭うのは、気分的に良くない。
ホラーとしてはありきたりで目新しさはゼロ。
あらすじ読んだ末に観て、「まぁこんなもんだよね」って言うのが感想になるでしょう
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