劇場公開日 2017年5月20日

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「与えられた人生はひとつだけ、それを生きる」夜に生きる ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5与えられた人生はひとつだけ、それを生きる

2018年1月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

禁酒法時代のボストン。父に反発しギャングの世界に足を踏み入れていく男の人生を描く。

「悪事は不況知らずだ」そんな優雅にかます男達も結局、因果応報な運命には逆らえずなんですよね。
禁酒法の時代を詳しく調べてみたら何とも穴の多い法律だこと。
征圧された生活の中で娯楽のお供となる女性たちはどんな存在だったんだろう。
自己主張なんて可能だったんでしょうか。そんなことも考えながらの鑑賞。
原作を読んでみたくなりました。
男性陣のセットアップにハットのスタイルは素敵。
ただエル・ファニングを筆頭に女性キャストをもっと艶やかに撮ってほしかったなぁ。

完全にベン・アフレック堪能目的でしたがやっぱり「パパが好き」に落ち着く。「ゴーン・ガール」のときのダメ男も捨てがたいけれどへたくそに笑う「パパ」なベンアフが好き…!

yuki