劇場公開日 2014年9月6日

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「喧嘩だけじゃない」チング 永遠の絆 M hobbyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0喧嘩だけじゃない

2020年8月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

「チング」は実は前作の映画版は途中まで観てその後放置してしまっていて、お話自体はドラマ版で全て観でも流れは分かっていたものの、登場人物が俳優がドラマと映画では違うため、自分のせいで複雑化しちゃったのですが、それでも最後まで楽しめた。
なんせストーリーが面白いのですから。

韓国のヤクザ物って、チングしか知らないのだけど、そーとーグロい。
でも、役者達がめちゃめちゃ演技力が高いので、
見応え十分。
喧嘩のシーンにしろ、やっちまうシーンにしろ、
そこまでやるんですね。さすがYAKUZA!と、
目を向けるのが辛いシーンもあるけれど、
それだけじゃない。
情だったり、
兄弟(ヤクザ界の)だったり、
親子愛だったり。
韓国映画は感情表現が素晴らしいので、観ていて飽きない。

本作は友情も絡んではあったが、やはり注目したのは
ジュンソク(ユ・オソン)と彼のかつての親友ドンスの息子のソンフン(キム・ウビン)との関係。

真実を知ってからのソンフンの目力の威力が半端なく、
最後の車を降りてからの一言。からの、車から去っていくシーンはもうあっぱれでしたね。

暴力シーンも多々ありますが、それだけにならない
ところが流石です。映画のチング友へ〜を最後まで観て、ドラマ版も再度観て、この映画の良さをもっと分かりたいと思いました。
ちなみに、ドラマ版のドンスはヒョンビン 。
めちゃくちゃ良い演技してて、ヒョンビン 作品の中で私は一番好きな作品。ドンスの寂しさ、心に傷のある男を演じてるヒョンビン がもうたまらんのです。

キムウビン流石モデルだけあって、スーツ姿がめちゃくちゃ綺麗でした。もっともっと、いろんな作品で観たいなと思いました。

M hobby