劇場公開日 2014年6月20日

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「リーアム先輩の泣き落とし」サード・パーソン みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0リーアム先輩の泣き落とし

2015年10月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

寝られる

いかにも『クラッシュ』のポール・ハギス監督らしい、三組三様の男女の動向を複雑に絡ませた群像劇だった。ストーリー展開がまどろっこしく、テーマも重いので次第に退屈して来る。
そんな中でもオリヴィア嬢の脱ぎっぷりだけは気持ちがいいぐらい大胆でした。
全裸でホテル内を走り回るのは、よほど気持ち良かったのか、えらいはしゃぎようだった(ボディダブルだろうけど)。
これじゃ彼女が演じる役が、年上キラーのニンフォマニアだと勘違いされても仕方あるまいって。
それとも年上男性との恋は、普通の女を淫らな女へと変貌させてしまうのか。そんな彼女にある重大な秘密があって、それがリーアム先輩をいろいろ悩ませるわけだが。
ところでそのリーアム先輩と言えば、恋に恋するようなロマンチストの作家を演じている。少年のように澄んだ瞳が印象的だったけど、いつまで経っても煮え切らない態度が、いかにも優柔不断でズルい中年男って感じだ。
オリヴィア嬢に叱られた時のシュンとした顔つきが、何とも情けなかった。

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みつまる。