「不愉快」平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊 えらさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5不愉快

2014年4月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

1号XZX555ディケイドジョーカーウィザード鎧武と豪華なオリジナルキャストで否応なしに上がるファンのテンションと期待のハードルでしたが、結果は過去最高の残念さ。泣けてくるんですけど。『スーパーヒーロー大戦』級ですよ。オリキャスの皆さんに免じて同じ評価とまではいきませんけど、内容は同じレベルかそれ以上で酷い。笑える分ヒーロー大戦のが良かったかも。キャラの扱い(特にウィザード。なんだあれ。)はXと555以外適当極まりない。『オーズ電王レッツゴー仮面ライダー』の1号2号は良かったのになあ。そしてとにかくオチが酷い。これで決着とか笑わせるな。子供の気持ちはわかりませんが、どう思ってるのか非常に気になります。

今に始まったことじゃないですが、白倉Pがなんのために滅茶苦茶な理屈をつけてライダー同士を戦わせるのか、商業的以外の理由がわかりません。というか商業面で成功しなければシリーズ自体危ういのはわかるのでそこはいいいんです。面白ければ。面白くない上に不愉快だから怒ってるんです。

『ウルトラマンサーガ』とまではいかなくても『スーパーヒーロー大戦Z』をブラッシュアップさせた内容ぐらいに仕上げて欲しかった。戦隊の唐突な登場もやっぱり玩具売りたいだけかよって。もう少し愛ある扱いしようよ。なんか特撮の作品内容と商業面でのバランスについて色々考えてしまいました。

あと終盤のある人の自画自賛というか最早洗脳のようなセリフには不快を通り越して寒気すら覚えました。仮面ライダーが好きなだけに悲しかったです。

唯一好きなところはアバンタイトルのライダーバトルなんですけど、その部分は東映さんが丸々YouTubeにアップしてくれてるのでそれだけ見ればOKです。

えら